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黒沢が1998年に発表した同名映画を日仏共同製作でセルフリメイクした同作では、愛娘を殺されて復讐を誓った父親アルベール・バシュレが、パリで働く心療内科医・新島小夜子の協力を得て、真相を暴いていくさまが描かれる。
このたび到着した映像は、アルベールと小夜子が、とある財団の関係者を拉致するシーン。メインビジュアルにも使われた、人間を入れた大きな袋を持った2人が森の中を駆け回る場面だ。映像の最後にはこの袋を車のトランクに積み、発車する様子が映し出される。
同シーンの撮影には長回しのワンカットが多用された。袋の中には実際に人間が入っていたため、柴咲とボナールはかなり体力を消耗したという。黒沢は柴咲の動きに驚かされたそうで“動物のように俊敏で、獰猛な感じがする”と評し、「車に乗って発車させるまでの速さは映画史上最速です(笑)。シートベルトを締めてからエンジンをかけ、ギアを入れて出発する動作は、誰がやっても時間がかかるんです。ハリウッド映画でも編集で大抵ごまかしているんですが、柴咲さんはとても速く、ワンカットで撮ることができたんです」とも語った。
映画「蛇の道」本編映像(森の中を駆ける二人)
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tAk @mifu75
「蛇の道」復讐のため森を走るシーンが公開中、“最速”の柴咲コウに黒沢清がびっくり(動画あり / コメントあり) https://t.co/MxRHv8wF9k