「鮮烈!ハードな女の美学『極妻』シリーズ2か月連続一挙放送」と題して、「極道の妻(おんな)たち」劇場シリーズ全10作品が6月から7月にかけてBS松竹東急でオンエアされる。このたび8作品で主演を務めた
同シリーズは、ジャーナリストの家田荘子が社会の裏側で生きる女性たちに密着取材を行い、その知られざる人生をつづったルポルタージュを映画化したもの。
岩下は「このシリーズがここまで長く愛される作品になったのは、やはり、主人公の姐さんがとても潔く、そして旦那さんを一途に愛していて、優しいところもある女性だったからだと思います」と思い入れたっぷりに述べ、「五社監督は、現場で私のことを『岩下さん』ではなく『姐(あね)さん』と呼んでくださり、朝撮影所に行くと、子分の方たちを玄関に並ばせて『姐さん、お早うございます』と皆さんに挨拶をさせたりと、撮影前から私を役に入れてくれるようなお気遣いをしてくださいました」と撮影の日々を振り返る。そして「『極道の妻たち』はある意味劇画タッチなので、今回の放送でこの作品と初めて出会う方々も、楽しんで御覧いただけたら幸いです」とメッセージを送った。
鮮烈!ハードな女の美学「極妻」シリーズ2か月連続一挙放送
BS松竹東急
2024年6月7日(金)20:00~「
2024年6月8日(土)21:00~「
2024年6月20日(木)20:00~「
2024年6月21日(金)20:00~「
2024年6月24日(月)20:00~「
2024年6月25日(火)20:00~「
2024年7月15日(月・祝)20:00~「
2024年7月16日(火)20:00~「
2024年7月22日(月)20:00~「
2024年7月23日(火)20:00~「
岩下志麻 コメント
はじめて「極道の妻たち」のお話をいただいた際には、これまでにない役柄でしたので、正直私にできるかしらと不安に思いましたが、信頼する五社英雄監督が「この作品で今までの岩下志麻にない、粋とあだっぽさを引き出してあげる」とおっしゃったので、思い切ってお引き受けさせていただきました。
多くの巨匠たちと作品を共にしましたが、なかでも五社監督は、現場で私のことを「岩下さん」ではなく「姐(あね)さん」と呼んでくださり、朝撮影所に行くと、子分の方たちを玄関に並ばせて「姐さん、お早うございます」と皆さんに挨拶をさせたりと、撮影前から私を役に入れてくれるようなお気遣いをしてくださいました。山下耕作監督は、制作発表の際の記者会見で「この映画のテーマは岩下志麻です」とおっしゃってくださり、女優人生でそんなことを言われたのは初めてだったので、すごく驚きましたが、嬉しさと同時に責任を感じました。中島貞夫監督と降旗康男監督は、お二人ともとても穏やかで物静かな監督さんでしたので、撮影はいつも和やかな雰囲気でしたが、現場ではカメラマンの木村大作さんのどなり声が響いていました(笑)。
このシリーズがここまで長く愛される作品になったのは、やはり、主人公の姐さんがとても潔く、そして旦那さんを一途に愛していて、優しいところもある女性だったからだと思います。「極道の妻たち」はある意味劇画タッチなので、今回の放送でこの作品と初めて出会う方々も、楽しんで御覧いただけたら幸いです。
蒼桜«アオ» @BLUE_MINT_244
2月にやったのに、またやってくれるとか最高か!
今度は、最初の作品から録画しよう😶 https://t.co/nO72QPQrdl