俳人・小説家の瀧井孝作による私小説「俳人仲間」の一編「初めての女」が映画化。6月22日より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開される。
明治末期を舞台とする本作の主人公は、父親の事業が失敗し丁稚奉公に出され、窮屈な日々を過ごす孝作。俳句に没頭することがよりどころの彼は、西洋料理屋の女中・玉に出会い、惹かれていく。玉への気持ちを句にしたため、距離が縮まったと思っていた孝作。しかし玉の言動やうわさから、やがて不信が募っていく。そんな折、孝作は三味線芸者の鶴昇(加藤菊)と出会い、玉が孝作のもとから去ると、鶴昇にのめり込み始める。今までにない感情に翻弄される孝作は、次第に俳句からも遠ざかってしまうのだった。
※高橋雄祐の高は、はしご高が正式表記
映画「初めての女」予告編
小平哲兵 コメント
「忘れられない人」誰しもが人生において、そんな人との出会い、別れを経験し......、ふと、思い返す時があるのではないでしょうか?
俳人・瀧井孝作も、若い頃の故郷を振り返り、晩年にその経験を自著に書き留めました。会者定離、出会いあれば別れは必ずくるものです。
この作品は、純粋な孝作の哀しくも愛に溢れた、始まりを告げるケジメの物語です。
そして、「忘れたくない人」をもつスタッフ、キャスト達と真摯に向き合い、丁寧に制作しました。
是非、そんな忘れられない人が、心に居られる方に観に来て頂けたらと思います。
高橋雄祐の映画作品
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おおとも ひさし @tekuriha
俳人・瀧井孝作の私小説「初めての女」映画化 高橋雄祐、芋生悠、三輪晴香ら出演
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高橋雄祐が孝作、芋生悠が玉、三輪晴香が鶴昇を演じ、藤江琢磨、ジャン・裕一、保坂直希、籾木芳仁、大地泰仁、谷口恵太、永瀬未留、石原久、西興一朗がキャストに名を連ねる。 https://t.co/nJMYhdVXAv