サルマーン・カーンが車、電車、馬でド派手アクション「タイガー 裏切りのスパイ」公開

「バジュランギおじさんと、小さな迷子」「プレーム兄貴、王になる」のサルマーン・カーンが主演を務めるインド映画「TIGER3」が「タイガー 裏切りのスパイ」の邦題で5月3日より公開されることがわかった。

「タイガー 伝説のスパイ」「Tiger Zinda Hai（原題）」「WAR ウォー!!」」などのYRF（ヤーシュ・ラージ・フィルムズ）スパイ・ユニバースの最新作である本作。サルマーン・カーンは同シリーズの前作「PATHAAN／パターン」にカメオ出演しており、本国インドの映画館では彼がスクリーンに登場すると歓声と指笛が沸き立っていた。本作で演じるのはインドの国家諜報機関・RAWに所属するタイガー。アフガニスタンに潜伏中のエージェントであるゴーピーを救出したが、彼はタイガーの妻・ゾヤが二重スパイだと告げて死亡する。そして次の任務先であるロシアでゾヤから襲われるタイガー。彼女はパキスタン国家諜報機関・ISIのアーティシュ・ラフマーンから、首相イラニを暗殺しパキスタンの全権を掌握する目的のために利用されていたのだった。ゾヤをカトリーナ・カイフが演じ、イムラン・ハシュミ、ランヴィール・ショーリー、レーヴァティらがキャストに名を連ねる。

本作の撮影はインドのほか、トルコ、ロシア、オーストリアで実施。オートバイや車、ヘリ、地下鉄、さらに馬を使ったアクションも描かれる。あわせて解禁された日本版のポスターにはタイガーとゾヤがラフマーン率いる組織と対峙する姿がデザインされた。

「タイガー 裏切りのスパイ」は東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。マニーシュ・シャルマーが監督を務めた。