本作は、犯罪者である証拠が100%そろっていても無罪を勝ち取る“アンチ”な弁護士を主人公に据えた“逆転パラドックスエンタテインメント”。限りなくダークなアンチヒーローの姿を通して、視聴者に“正義とは果たしてなんなのか?”“世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?”と問いかけていく。
木村が日曜劇場に出演するのは1997年放送の「理想の上司」、2006年放送の「輪舞曲-ロンド-」以来約18年ぶり。東京地方検察庁の検察官役として、長谷川扮する主人公と対峙する。木村は「私が演じる検察官は、正義なのか? 悪なのか?と視聴者の皆様に想像していただきながら観ていただけたらうれしいです」とコメントした。YouTubeでは、木村をフィーチャーしたティザー映像が公開されている。
「アンチヒーロー」はTBS系で毎週日曜21時からオンエア。演出は田中健太、宮崎陽平、嶋田広野が担い、脚本は山本奈奈、李正美、宮本勇人、福田哲平が執筆する。
ドラマ「アンチヒーロー」ティザー映像(木村佳乃ver.)
日曜劇場「アンチヒーロー」
TBS系 2024年4月スタート 毎週日曜 21:00~21:54
木村佳乃 コメント
検察官役を演じるのは「アンチヒーロー」が初めてです。役をいただいてからクランクインまでの間、勉強のために裁判の傍聴に行かせていただきました。日本は法治国家なので罪を犯したら法で裁かれるというのは念頭にありながらも、実際に裁判を傍聴すると“どっちが正しいんだろう?”と揺れ動く場面が多々あり、裁くことは奥深く難しいことだと実感しました。ドラマの中で「人が人を裁くことの危うさ」というセリフが登場しますが、まさにその通りだなと思うと同時に、コンプライアンスなどセンシティブなこの時代に、これをドラマでやるというのは攻めているし、面白いと思いました。
私が演じる検察官は、正義なのか? 悪なのか?と視聴者の皆様に想像していただきながら観ていただけたらうれしいです。
飯田和孝(プロデューサー)コメント
弁護士が正義なのか、検察官が正義なのか? それともどちらも正義で、どちらも悪なのか? このドラマでは、非常に曖昧な「正義」というものを、自身の信念だけを頼りに扱っていく人物たちを生々しく描いていきます。画面を見ていると、木村さん演じる検察官は、凛としている中にも、何か鋭い刃のようなものを備えているように感じます。華やかさ、しなやかさ、柔らかさ、厳しさ、切なさ、豪快さ、木村さん演じる検察官を表現する言葉として一体どれが適切なのか、視聴者の皆さんと一緒に私も探していければと思っております。
『アンチヒーロー』4月期日曜劇場【公式】 @antihero_tbs
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