新作小説への夫の本音は…？作家の苦悩描く「地球は優しいウソでまわってる」配信

「ある女流作家の罪と罰」「最後の決闘裁判」の脚本家として知られるニコール・ホロフセナーの監督作「You Hurt My Feelings」が、「地球は優しいウソでまわってる」の邦題で3月6日からデジタル配信されている。

これまで監督としても「おとなの恋には嘘がある」「コネチカットにさよならを」を発表してきたホロフセナー。5年ぶりの長編映画となった「地球は優しいウソでまわってる」は、小説家の女性ベスが、新作に対する夫の本音を偶然耳にしてしまい、長年の夫婦関係に予期せぬ危機が訪れるコメディドラマだ。ベスは夫の本音に打ちのめされながら、自分が知っていると思い込んでいた小説や夫婦関係、そして自身のアイデンティティを見つめ直していく。

ドラマ「VEEP/ヴィープ」で知られ、「おとなの恋には嘘がある」にも出演していたジュリア・ルイス＝ドレイファスがベス役で主演。Netflixシリーズ「ザ・クラウン」のトビアス・メンジーズがベスと愛ある結婚生活を送っていたセラピストのドンを演じたほか、ミカエラ・ワトキンス、ジーニー・バーリン、アリアン・モーイエド、オーウェン・ティーグも出演している。世界中の批評家158人の投票によって選出された、IndieWireによる2023年の映画ベスト50では27位にランクインした。

「地球は優しいウソでまわってる」はPrime VideoやU-NEXT、Apple TVなど各動画配信サービスで視聴可能。現在、予告編がYouTubeで公開されている。発売元・販売元はソニー・ピクチャーズ エンタテインメント。

映画「地球は優しいウソでまわってる」予告編