2003年に46歳という若さでこの世を去った香港の大スター、
このたび監督を務めた
「1998年当時、香港のアジア金融危機の影響によって人々は重荷を背負い不安を抱えていた」と回想するジェイコブ・チャンは、本作を製作した理由を「観た人を元気にして、彼らが直面している逆境に強く、楽観的に立ち向かえるように勇気づける映画を作りたかった」と明かす。そして本作のメッセージについて「苦しい時期でも楽観的な態度で過ごし、限られたものから幸せを生み出し、愛する人たちとの時間を大切にすべきというもの。本当の幸せはお金や物では代えられない」と語った。
最後にジェイコブ・チャンは「流星」を「1999年の映画だけど、観る度にたくさんの感情が込み上げてくる作品」と評し、「レスリー・チャンとの素晴らしい記憶だけではなく当時の香港社会の雰囲気もよみがえり、昔の人間の温かさというノスタルジアが呼び起こされます。今の世の中はそこから大きく変わってしまいました。今『流星』を観ると、様々な感情が沸き起こり、作品に共感してもらえると思います」と呼びかけた。
「流星」は東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、大阪のシネ・リーブル梅田、京都・アップリンク京都にて上映。なお3月30日24時からα-STATIONエフエム京都にて、「流星」の「小明星」や映画「
Kumi @tokyohongkong
レスリー・チャンの命日に主演作「流星」上映、監督ジェイコブ・チャンが思い出語る
「流星」は東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、大阪のシネ・リーブル梅田、京都・アップリンク京都にて上映。 https://t.co/nFyK7Wm5uR