映画プロデューサー・叶井俊太郎が死去、「アメリ」「ムカデ人間」などヒット作を配給

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映画プロデューサーの叶井俊太郎が2月16日午後に東京都の自宅で死去したと、共同通信が報じた。56歳だった。フランス映画「アメリ」を買い付け、日本でヒットさせたバイヤーとして知られる。

叶井は1990年代に映画業界に入り、「八仙飯店之人肉饅頭」「ネクロマンティック」「キラーコンドーム」「えびボクサー」などを配給。2001年11月に日本公開された「アメリ」は興行収入16億円というミニシアター映画としては異例の大ヒットを飛ばした。「ムカデ人間」シリーズや「キラーカブトガニ」もヒットさせたほか、「日本以外全部沈没」などの企画・プロデュースも担当。近年は映画配給レーベル・エクストリームの宣伝プロデューサーを務めた。

2023年に末期のすい臓がんであることを公表し、同年10月に各界の著名人との対談集「エンドロール! 末期がんになった叶井俊太郎と、文化人15人の“余命半年”論」を刊行。妻でマンガ家の倉田真由美は、介護情報サイト・介護ポストセブンの連載「すい臓がんの夫と余命宣告後の日常」で病状をつづっていた。

(情報提供:共同通信)

読者の反応

UKAWA NAOHIRO™ @DOMMUNE

訃報を頂いておりましたが遂に発表されたのですね。最期の書「エンドロール」で語らせて頂きましたとおり叶井俊太郎さんは互いの活動黎明期より強烈な刺激をぶつけ合った盟友でした。先日までLINEで対話していたので未だ信じられませんが叶井さんは最期までブレなき圧倒的な生き方をされました(続く↓)… https://t.co/cTDE5Ut3Hk https://t.co/kYyl1An1FA https://t.co/VXMJCvDk8J

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