藤本タツキのマンガ「ルックバック」劇場アニメ化、6月28日に全国公開

藤本タツキによるマンガ「ルックバック」が劇場アニメ化。6月28日に全国公開される。

「ルックバック」は「ファイアパンチ」「チェンソーマン」といった話題作を手がけてきた藤本が、コミック配信サイト「ジャンプ+」で2021年7月に発表し、初日で閲覧数250万以上を記録した青春物語。4コママンガを学生新聞で連載し、クラスメイトから絶賛されている小学4年生の藤野は、ある日、不登校の同級生・京本の4コマを載せたいと先生から告げられる。藤野は京本のマンガのうまさに自信を失うが、マンガへのひたむきな思いが2人をつなぐことに。ところが、彼女たちの運命を分けるある出来事が起こる。

現在YouTubeでは特報が公開中。マンガを描く藤野の背中がデザインされたティザービジュアルには「──描き続ける。」というコピーが添えられた。

このたびの発表にあわせて、本作の監督、脚本、キャラクターデザインを「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破」「借りぐらしのアリエッティ」「風立ちぬ」などに携わってきた押山清高が担当することも明らかに。藤本は「自分の中にある消化できなかったものを、無理やり消化する為にできた作品です。描いて消化できたかというと、できたのかできなかったのかはわからないですがこの作品を映像化するにあたり、たくさんの人が関わってくれたことには感謝しかありません。押山監督はアニメオタクなら知らない人がいないバケモノアニメーターなので、一人のオタクとしてこの作品を映像で見るのが楽しみです」と期待を込めた。

劇場アニメ「ルックバック」特報

藤本タツキコメント

自分の中にある消化できなかったものを、無理やり消化する為にできた作品です。描いて消化できたかというと、できたのかできなかったのかはわからないですがこの作品を映像化するにあたり、たくさんの人が関わってくれたことには感謝しかありません。押山監督はアニメオタクなら知らない人がいないバケモノアニメーターなので、一人のオタクとしてこの作品を映像で見るのが楽しみです。