「パスト ライブス」ロング予告解禁、縁に導かれた男女3人の複雑な感情を映し出す

2

29

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 2 7
  • 20 シェア

A24と韓国のCJ ENMが初の共同製作を行った映画「パスト ライブス/再会」のロング予告がYouTubeで公開された。

「パスト ライブス/再会」新場面写真

「パスト ライブス/再会」新場面写真

大きなサイズで見る(全6件)

「パスト ライブス/再会」ポスタービジュアル

「パスト ライブス/再会」ポスタービジュアル[拡大]

本作は、移住によって12歳で離ればなれになった幼なじみの2人が、36歳の夏に米ニューヨークで再会した7日間を切り取ったラブストーリー。主人公ノラをグレタ・リー、幼なじみのヘソンをユ・テオが演じ、ノラの夫アーサーに「ファースト・カウ」のジョン・マガロが扮した。

「パスト ライブス/再会」場面写真

「パスト ライブス/再会」場面写真[拡大]

ロング予告にはノラとヘソンが再会するシーンや、アーサーがヘソンに「この物語で、僕は運命を阻む邪悪な米国人の夫だ」と複雑な気持ちを吐露する様子が収められた。本作のキーワード「縁(イニョン)」は“摂理”や“運命”という意味を持つ韓国語で、映像には「見知らぬ者同士が道ですれ違い、袖が偶然軽く触れたら、8000層もの“縁”が結ばれたということ」とヘソンが口にする場面も登場する。

自身の原体験をもとに脚本を執筆し、監督も務めたセリーヌ・ソンは、“縁”について「ロマンチックな概念ですが、結局のところ、人と人との関係性や、その親密さを表すもの」とコメントする。そして、3つの時代と2つの国を舞台した本作に「時間と場所の隔たりをも超えた結び付きについて描いたもの」と言及し、“愛”の物語であると定義しながら、「愛とは、相手のことを尊敬し、その人生を理解してあげること。守ってあげる価値がある、存在する価値があると理解してあげることです」とも語った。

「パスト ライブス/再会」は、4月5日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開される。なお本作は現時点で231の映画賞にノミネートし、77の賞を受賞。第96回アカデミー賞では作品賞と脚本賞にノミネートされた。

映画「パスト ライブス/再会」ロング予告

この記事の画像・動画(全6件)

Copyright 2022 (c)Twenty Years Rights LLC. All Rights Reserved

読者の反応

  • 2

cinecittà @filmino9

「パスト ライブス」ロング予告解禁、縁に導かれた男女3人の複雑な感情を映し出す: A24と韓国のCJ ENMが初の共同製作を行った映画「パスト ライブス/再会」のロング予告がYouTubeで公開された。 https://t.co/W6idW67hwm

コメントを読む(2件)

関連記事

セリーヌ・ソンの映画作品

リンク

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 パスト ライブス/再会 / セリーヌ・ソン / グレタ・リー / ユ・テオ / ジョン・マガロ の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。