木村聡志が手がけたドラマ「このハンバーガー、ピクルス忘れてる。」劇場版として公開

木村聡志が監督したドラマ「このハンバーガー、ピクルス忘れてる。」の劇場版が、2月16日より東京・新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。

木村が手がけた映画「違う惑星の変な恋人」が1月26日に全国公開されることを記念した本上映。木村の監督作「階段の先には踊り場がある」「このハンバーガー、ピクルス忘れてる。」「違う惑星の変な恋人」は、同じ世界線で展開していく作品群だ。ドラマ版の全4話をまとめた映画「このハンバーガー、ピクルス忘れてる。」では、「違う惑星の変な恋人」の1年後を舞台に、登場人物の恋愛模様が切り取られる。「階段の先には踊り場がある」にも登場する“先輩”に平井亜門が扮し、“先輩”が恋仲になるアキとなっちゃんを石川瑠華と森ふた葉がそれぞれ演じた。また、バーの店員・澤役でまるぴがキャスティングされている。劇中には手島実優扮する「階段の先には踊り場がある」の多部ちゃん、中島歩演じる「違う惑星の変な恋人」のベンジーも姿を現す。

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木村は本作について「自分が今まで作ってきた（あるいは今後作られるであろう）作品群の中でも極めて重要な位置付けになることは間違いないと思っています」とコメント。また平井は「現在と過去が行ったり来たりする本作、ドラマ版より木村監督が観せたかったものがより分かりやすく鮮明になった気がします。『階段の先には踊り場がある』から引き続き“先輩”を演じられて本当に幸せでした。」、石川は「木村監督は役者さんはその役でしか自分の物語に出さないと聞いているので、私は一生アキちゃんを背負っていくのだなと勝手に覚悟を決めています」と述べた。YouTubeでは予告編が公開中。

映画「このハンバーガー、ピクルス忘れてる。」予告編

木村聡志 コメント

映画学校を卒業してからデビュー作が公開されるまでに5年かかりました。2作目はそこからさらに4年かかりました。2本の映画を監督するのに約10年の月日を要したはずなのに、2024年は2ヶ月連続で監督作が公開されることになりました。
そして「このハンバーガー、ピクルス忘れてる。」は自分が今まで作ってきた（あるいは今後作られるであろう）作品群の中でも極めて重要な位置付けになることは間違いないと思っています。

平井亜門 コメント

全4話が1本の映画に?!?! 現在と過去が行ったり来たりする本作、ドラマ版より木村監督が観せたかったものがより分かりやすく鮮明になった気がします。「階段の先には踊り場がある」から引き続き“先輩”を演じられて本当に幸せでした。お芝居してて凄く楽しいんですよ、先輩。沢山の人に届きますよーーうに!!!

石川瑠華 コメント

木村監督の映画の中に存在できることやドラマを作っていたらそれが映画化するなんてこんなご褒美みたいなことがあるのかと驚いていますが、とても嬉しいです。
木村監督は役者さんはその役でしか自分の物語に出さないと聞いているので、
私は一生アキちゃんを背負っていくのだなと勝手に覚悟を決めています。
ポップコーンなど食べながら肩の力を抜いて観れる映画かなと思います。是非是非、劇場でご覧ください！