フィリピン映画「
同作の主人公は、かつてフィリピン映画界の巨匠と呼ばれる映画監督だった、72歳の女性レオノール・レイエス。未完のアクション映画のシナリオに取り組もうとした彼女が、落ちてきたテレビに頭をぶつけてヒプナゴジア(半覚醒)に陥り、物語の中へ入り込む様子が描かれる。
初めての映画出演で“脳内アクションスターおばあちゃん”を演じたフランシスコは、1958年生まれの65歳。舞台を中心に活動しており、フィリピン人として初めてロンドンのロイヤル・ナショナル・シアターで公演を行ったことで知られる。彼女は「私はミュージカルの舞台俳優です。オファーがアクション映画だから驚き、戸惑いました」とオファーを受けた際の心境を明かす。監督・脚本を担った
撮影時のエピソードを聞かれると「大変でした。コウモリが飛んできたり、残酷なシーンもたくさんあって」とにこやかに答え、観客を驚かせたフランシスコ。「皆様の感想を楽しみにしています」と呼びかけ、イベントを締めくくった。
「レオノールの脳内ヒプナゴジア(半覚醒)」は、現在上映中。
フィリピン情報/Philippines @akaihachi
フィリピン映画「レオノールの脳内ヒプナゴジア(半覚醒)」の初日舞台挨拶が1月13日に東京のシアター・イメージフォーラムで開催され、主演のシェイラ・フランシスコさんが登壇した。
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