ドローンを使った奇策がヒロインを救う「ハンガー・ゲーム0」緊迫の本編シーン到着

映画「ハンガー・ゲーム0」の本編映像の一部がYouTubeで公開。殺し合いのゲームの中で、トム・ブライス演じる主人公の奇策がヒロインを助けるシーンが収録された。

本作は第1作「ハンガー・ゲーム」から64年をさかのぼった前日譚。最後の1人になるまで殺し合いを繰り広げる“ハンガー・ゲーム”のプレイヤーの教育係に任命された青年コリオレーナス・スノーと、歌を武器とする最弱プレイヤーのルーシー・グレイ・ベアードの姿が描かれる。スノーに「ロビン・フッド」のブライス、ルーシー・グレイに「ウエスト・サイド・ストーリー」のレイチェル・ゼグラーが扮した。

主人公であるスノーは旧作だとパネムの大統領としてヒロインのカットニスを追い込んだヴィランであったが、今回はプレイヤーの教育係としてヒロインのルーシー・グレイと力を合わせて優勝を狙う青年に。過去の戦争が原因で貧困にあえぐスノー家の名声を取り戻すため、当初はルーシー・グレイを自身の駒のように扱って優勝させようと野心を見せていたスノーだが、過酷な運命に立ち向かって強く生きる彼女に次第に魅了されていく。

映像にはスノーがとある発想で、絶体絶命の状況にいるルーシー・グレイを危機から救い出すシーンが収録された。追い詰められたルーシー・グレイを別の場所で見守っているスノーは、コンピューターを使って水のギフトを大量に送る。水はドローンで届けられるが、ギフトの水ではなくドローンを利用した奇策となっている。

映画「ハンガー・ゲーム0」本編映像