本作は、住み込みでマンションの管理人をしながら音楽を作り、奏でるだけの生活を送る清澄(きよすみ)と、上階に住む失恋したばかりの女性・潮(うしお)の出会いから始まる青春映画。清澄が作った曲の音漏れを日々楽しみに聴いていた潮は、彼の音楽を広めると宣言し、SNSに演奏動画を発信する。それをきっかけに、清澄の世界が大きく変わっていく様子が描かれる。
川西が清澄、桜田が潮に扮するのは既報の通り。井之脇は、どこかくすぶった気持ちを抱えながらレコード会社で働き、清澄や潮と出会うことで人生を見つめ直す青年・航太郎を演じる。彼は「川西さんをはじめキャストの皆さんと、登場人物たちと同じように、音楽を通してつながっていく感覚がありました」と撮影時を振り返る。
そして柳は、清澄の音楽に衝撃を受けて一緒に音楽を奏でることになるベーシストの陸役を担った。柳は「演奏シーンの説得力というところにフォーカスを当てて役作りをしました。格好良くなかったらちょっと説得力が欠けるなと思い、ベース練習に励みました」と語っている。
なお、清澄と潮にスポットが当てられた2種の“movie spoiler”が、YouTubeで公開中。
「バジーノイズ」は、5月に全国ロードショー。
※柳俊太郎の柳は木へんに夘が正式表記
「バジーノイズ」movie spoiler(Type:清澄)
「バジーノイズ」movie spoiler(Type:潮)
井之脇海 コメント
風間監督とは6年ほど前から、「いつか一緒に映画を撮りたいね」と話していたので、今回ご一緒できて、とても感慨深かったです。
現場では、川西さんをはじめキャストの皆さんと、登場人物たちと同じように、音楽を通してつながっていく感覚がありました。
言葉や視線を交わさずとも、清澄の音楽に揺られているだけで、相手の心がビシビシ伝わってくる。「あぁ、音楽の力ってすごい」と改めて感じました。
ぜひ劇場で、スクリーンを飛び越えて、みなさんにも同じグルーブ感を体感していただけたら嬉しいです。
柳俊太郎 コメント
今回バジーノイズという作品に出会えて、とても素敵な青春を味わうことができて幸せでした。
自分が演じる陸という人間は不器用ではありますが、音楽に対してまっすぐで純粋でとても好感の持てる役だと思います。
陸はベーシストということで、まず演じる上で演奏シーンの説得力というところにフォーカスを当てて役作りをしました。
格好良くなかったらちょっと説得力が欠けるなと思い、ベース練習に励みました。
監督の演出は役柄のとても繊細な部分を引き出してくれ、そこに一切の妥協がないストイックさを感じ、役者としてここまで考えて思ってくれて演出してくれることほど幸せなことはないなと現場で感じました。
共演させていただいたキャストに関しては、川西くん桜田さん井之脇くん皆さんとても自然体でいて素敵な方々で、現場を通して素敵な青春を感じさせて頂きました。
そんな青春を是非、劇場でみなさんにも感じていただけたらと思います。
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