「ラ・メゾン 小説家と娼婦」面接シーン収めた特別映像、監督は撮影手法のこだわり明かす

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映画「ラ・メゾン 小説家と娼婦」の本編特別映像がYouTubeで公開された。

「ラ・メゾン 小説家と娼婦」場面写真

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「ラ・メゾン 小説家と娼婦」ポスタービジュアル

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高級娼館で働いた体験をもとに作家のエマ・ベッケルが書き上げた小説「La Maison(原題)」を原作とする本作。フランスからベルリンに移り住んだ27歳の小説家エマは、作家としての好奇心と野心から娼婦たちの裏側に惹かれていく。有名な高級娼館ラ・メゾンに娼婦として潜入するエマを演じたのは「FOUJITA」「パリのどこかで、あなたと」のアナ・ジラルド。映像には「あなた初めて? 娼婦の経験はある?」とエマが娼館で面接を受けるシーンが収められている。

娼婦の世界のリアルを表現するため、本作のモデルでもあるベッケルに入念なリサーチを行った監督のアニッサ・ボンヌフォン。「暴力的で厳しいこの世界を自ら“選んだ”女性の描き方」に悩んだと話す彼女は、自身の行動を観察しながら娼婦として働くエマ、家族と日常生活を送るエマという2つの軸を表現するため「売春宿のシーンはステディカムで撮影し、まるで彼女が自身を分析し架空の人物としての自分を見ているようなイメージに。売春宿の外では、手持ちカメラを使って彼女との距離を縮めるように」したことを明かす。さらに「欲望もあれば、暴力もある。何よりも、この世界を美化することなく、目に見えるものにしたかったのです」と思いを伝えた。

「ラ・メゾン 小説家と娼婦」は12月29日より東京・新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開。

※「ラ・メゾン 小説家と娼婦」はR18+指定作品

映画「ラ・メゾン 小説家と娼婦」本編特別映像

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(c) RADAR FILMS - REZO PRODUCTIONS - UMEDIA - CARL HIRSCHMANN - STELLA MARIS PICTURES

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ルートヴィヒ白鳥王 @lohengrin_lud

「ラ・メゾン 小説家と娼婦」面接シーン収めた特別映像、監督は撮影手法のこだわり明かす
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