高級娼館で働いた作家の体験を映画化「ラ・メゾン 小説家と娼婦」公開

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高級娼館で働いた体験をもとに作家のエマ・ベッケルが書き上げた小説「La Maison(原題)」。同書を原作とする映画「ラ・メゾン 小説家と娼婦」が、12月29日より東京・新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。

「ラ・メゾン 小説家と娼婦」ポスタービジュアル

「ラ・メゾン 小説家と娼婦」ポスタービジュアル

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「ラ・メゾン 小説家と娼婦」場面写真

「ラ・メゾン 小説家と娼婦」場面写真[拡大]

本作の主人公は、フランスからベルリンに移り住んだ27歳の小説家エマ。彼女は作家としての好奇心と野心から、娼婦たちの裏側に惹かれていく。そして彼女たちの実情を理解するために、有名な高級娼館“ラ・メゾン”に娼婦として潜入。さまざまな発見にあふれた毎日を過ごすうちに、2年もの月日が流れてゆく。YouTubeでは予告編が公開中だ。

エマを演じたのは「FOUJITA」「パリのどこかで、あなたと」のアナ・ジラルド。原作者の強い希望により「ワンダー・ボーイ」のアニッサ・ボンヌフォンが監督を務めた。ボンヌフォンは「女性が自分の体をコントロールする権利、つまりはセクシュアリティをコントロールする権利が今、問われている。この映画の舞台が売春であるならば、真のテーマは女性のセクシュアリティと欲望である。だからこそ、『ラ・メゾン 小説家と娼婦』のような映画は、今日、強い共感を呼んでいるのだと思います」とコメントしている。

なおジラルドとボンヌフォンは本作のプロモーションのために来日することが決定しており、舞台挨拶などを行う予定だ。

※「ラ・メゾン 小説家と娼婦」はR18+指定作品

映画「ラ・メゾン 小説家と娼婦」予告編

この記事の画像・動画(全3件)

(c) RADAR FILMS - REZO PRODUCTIONS - UMEDIA - CARL HIRSCHMANN - STELLA MARIS PICTURES

読者の反応

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内藤みか(作家) @micanaitoh

この映画は絶対に観たいです。原作も読みたい。
「ラ・メゾン 小説家と娼婦」。
高級娼館で働きながら取材した女性作家の話。
刺激が強い体験をすると小説に書きたくなるだろうし、小説を書くために刺激が強い体験をする場合もあるだろうし……めちゃくちゃ共感してしまいそう。 https://t.co/uiAs4fOJiS

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