俳優の
「GQ MEN OF THE YEAR 2023」は、GQ JAPANが選出する、その年に圧倒的な活躍を見せた人物を称えるアワード。役所は今年、ヴィム・ヴェンダース監督作「PERFECT DAYS」で主演を務め、第76回カンヌ国際映画祭の最優秀男優賞を授与された。今回、長年の俳優としての功績をたたえてレジェンダリー・アクター賞が贈られた。
トロフィーを受け取った役所は「華やかな場所に呼んでいただけて感動しています」と笑顔を見せる。そして「PERFECT DAYS」での役柄が“公衆トイレの清掃員”だったことに触れ、「2日間みっちり練習しました。指導してくれた清掃員の方から、トイレを使う人たちとの交流や気遣いにまつわる話を聞いて、(自分も)襟を正さなければと感じました」と撮影時を懐かしむ。
さらにバイタリティを保つ秘訣を聞かれた役所は「素晴らしい作品を観客として観たときに、僕も映画というジャンルで働く人間としてがんばろうと勇気をもらえます」と答えた。
フォトコールには新しい学校のリーダーズ、安藤サクラ、ヒコロヒー、久石譲、Bright、Mrs. GREEN APPLE、山田裕貴、野球選手の吉田正尚も参加した。映画ナタリーではイベントの模様を引き続きレポートする。
なお「PERFECT DAYS」は、12月22日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。
末尾ルコ(アルベール)「母連れ狼」「言葉の革命」「文学・映画・音楽」「人生と介護」、美は醜に勝る。 @sueorukoalbert
【イベントレポート】GQレジェンダリー・アクター賞は役所広司へ、華やかな場所に呼ばれて感動 https://t.co/QmEt3neiEd