新キャストの4人は、いずれも大森組初参加。浅野が圭介の上司で、事件の容疑者を激しく追い詰めるベテラン刑事・伊佐美役を務め、700人規模のオーディションを勝ち抜いた福地は事件の真相に迫る週刊誌の若手記者・池田由季役に起用された。
そして財前は佳代と同じ介護施設で働き、伊佐美の強引な取り調べで心身ともに追い詰められる介護士・松本郁子役、三田は殺害された老人の妻でミステリアスな女性・市島松江役を担った。新キャストから届いたコメントは下記の通り。
「湖の女たち」は2024年5月に全国でロードショー。
浅野忠信 コメント
「湖の女たち」に出演できて本当に幸せです!
大森監督のどこまでも俳優を受け止めてくれる演出に甘えて好きなように演じさせていただきました。そしてとても魅力的な俳優の方々とも深いところでお芝居を楽しめた事は貴重な経験となりました。
是非映画館で楽しんでいただけたらと思います。
福地桃子 コメント
いくつかの場面で人は本心を吐き出すことで孤独や恐怖心から解放され体が軽くなる。こうした心の拠り所というのを気付かぬうちにずっと求めているんだと感じました。
私が演じた池田という人は真実を見つめ美しい光を求めて歩き続けていました。
これまで見てきた私が思う記者像というのとは少し違った感覚があり、学びが多くありました。
財前直見 コメント
人間の傲慢さ、欲望、儚さ、あやまちなど、どちらかといえばマイナスな部分をさらけ出し、湖がそのすべてをつつみこんで癒してくれる…そんな映画だと感じました。
大森監督と御一緒させていただいたのは初めてでしたが、自由にお芝居させていただき感謝しております。
刑事さんたちの執拗に追い詰める厳しい取り調べには、心が折れそうでしたが、それでも楽しい日々でした。
素晴らしい監督の演出と俳優さん達の演技、見応えある美しい景色と物語に、時間を忘れ魅了されてしまうと思います。
三田佳子 コメント
「90歳を越えたであろう老婦人」という思いもかけないオファーに少し戸惑いを感じた私ですが、原作が吉田修一氏、監督が大森立嗣さんであることを知り、後先を考えずに出演を決めてしまいました。
そして、この謎に満ちた老女もまた「湖の女」だったということが、演じる私にとって大きな魅力となりました。
福士蒼汰さん、松本まりかさん、浅野忠信さんと役で出会うことがなかったことが、ちょっぴり残念。
映画「湖の女たち」。熟成されたワインの様な大森監督の世界を、私も楽しみに味わいたいと思います。
映画「湖の女たち」超特報
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