映画「
本作は品川の自伝的小説「ドロップ」に登場し、“狛江の狂犬”として恐れられた伝説の不良・井口達也の後日譚。倉が達也役で主演を務め、醍醐虎汰朗と水上が脇を固めた。水上は達也と喧嘩する暴走族・斬人(キリヒト)の副総長・安倍要を演じている。
まず緊張した面持ちの倉が「映画はいかがでしたか?」と問いかけると、会場からは大きな拍手が。一方の水上は「緊張している倉くんの横にいると緊張がほぐれます」と続け、笑いを誘った。
ともに1999年生まれの同い歳で、今作で初共演を果たした倉と水上。倉は、最初は低姿勢だったという水上に対し「どんどん僕に対する態度がおかしくなっていって、本当に嫌われてるんじゃないかなって心配になるくらい。ちょっと怖いです……」といきなり告白し、水上は「撮影中は達也と要の関係性を演じていくにあたってヒントになったらいいと思って、心地よくいじめてました」と率直に話す。倉が「取材では『嫌いです』と言ってます。でも、嫌よ嫌よも好きのうちと言いますから……」と明かすと、品川は横から「(水上は)倉がいないところでは倉のことをすごい褒めてる」と証言。これに倉は笑みをこぼし、劇中さながら反目し合いながらも絆を深める倉と水上の関係性が垣間見えた。
トークではキャスト陣の肉体作りの舞台裏も明らかに。倉曰く、準備期間から品川が毎日のようにジムに連れて行き、メニューを組んでいたそう。撮影期間中は倉と水上だけではなく、斬人総長を演じた醍醐や敵対する組織・爆羅漢のメンバーなども加わり全員が同じジムで体を作った。水上は「みんなで声を出しながら鍛えていて異様な光景でした(笑)」と振り返り、品川は「誰がどう見てもパンチや蹴りが当たっているように見えるようにこだわって撮影しました。あんまり細かい撮影方法は言えないけど、“痛さ”をリアルに撮る方法をみんなで一所懸命に考えて開発した」と明かす。
撮影時の雰囲気を問われ、倉は「いい緊張感はありつつ、部活みたいな感じでした。みんな同世代の俳優で、お互いに『あいつには負けたくない』と思いながらやってました」と述懐。品川からも「みんなにアクションシーンは自分がかっこよく映りたいという気持ちは絶対あって。ライバル心もあり、友情もあるし、という感じで劇中さながらの現場でした」と明かされた。
最後に、倉は「続編もできるくらい面白い映画」と力説し、水上は「皆さん焼肉食べたいでしょう? ぜひ今日は焼肉を食べて帰ってほしい」と、本作の“焼肉映画”としての側面をアピール。さらに品川が「要所要所で冗談ぽく言っているセリフがあとで絡んできたり、何回も観直すことで気が付くところがたくさんある作品。原作マンガに紐づいた伏線も張ってるので、マンガも一緒に楽しみつつ、何度も観てもらえたらうれしい」と、呼びかけイベントを締めくくった。
「OUT」は、11月17日より全国でロードショー。
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