伊礼姫奈ら「シンデレラガール」参加俳優たちの光と影を見つめたドキュメンタリー

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映画「シンデレラガール」に出演・参加した俳優たちのリアルに迫るドキュメンタリー「私が私である場所」が公開される。

「私が私である場所」ポスタービジュアル

「私が私である場所」ポスタービジュアル

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ドキュメンタリー「私が私である場所」では、さまざまな環境や立場にある俳優たちの光と影が映し出される。11月18日公開の緒方貴臣監督作「シンデレラガール」では、主役から脇役までほぼすべての役をオーディションで選出。応募総数約2000名以上の中から主役に選ばれたのは、当時16歳にしてすでに10年以上のキャリアを持ち、「推しが武道館いってくれたら死ぬ」のアイドル役で知られる伊礼姫奈だった。

その一方で、同作のスタッフとして働きながらセリフのない役を演じる俳優たちも。伊藤由紀杉山晴香アライジンはスタッフを兼任しながらも出演をつかんだ。また「たまつきの夢」の辻千恵や、「なのに、千輝くんが甘すぎる。」の佐月絵美はオーディションで役を獲得。「いつくしみふかき」「みんな生きている ~二つ目の誕生日~」などで出演とプロデューサーを兼任し、「シンデレラガール」にプロデューサーとして参加した榎本桜もドキュメンタリーに登場する。

監督・撮影・編集を担ったのは、モトーラ世理奈主演のショートフィルム「猫、かえる Cat's Home」、ドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」などでディレクターを務めてきた今尾偲。本作について「彼らを撮影する中で、俳優たちのことが少しは分かったか?というとそんなことはない。人は他人のことを全て知ることは出来ないし、謎は深まるばかりである。でも、その中で少しだけ見えてきたのは、彼らの努力、ひたむきさ、喜び、そして嫉妬…という誰もが抱えている人間臭い『生き様』だった」と振り返っている。

「私が私である場所」は11月13日19時、11月18日15時と17時より東京・新宿のat THEATREで特別先行上映を実施。12月8日より東京・アップリンク吉祥寺で公開される。at THEATREでの上映は、専用フォームより先着順で受付中。

今尾偲(監督・撮影・編集)コメント

「役者とはどういう人間なのだろう?」今まで少し映画と関わってきた中で、そうした思いはずっとあった。そんな時、偶然にも一本の映画に出演する俳優たちの姿を追う、という機会を頂いた。彼らを撮影する中で、俳優たちのことが少しは分かったか?というとそんなことはない。人は他人のことを全て知ることは出来ないし、謎は深まるばかりである。でも、その中で少しだけ見えてきたのは、彼らの努力、ひたむきさ、喜び、そして嫉妬…という誰もが抱えている人間臭い「生き様」だった。そうした思いは正しいとか正しくない、という二項対立では語り尽くせない何かであり、そうした「何か」こそが彼らの原動力でもあるのだ。

この映画を観て、息苦しさを感じる人もいるかもしれないし、なかには頭に来る人もいるかもしれない。だが逆に、少しでも勇気づけられた、と感じる人がいるなら、僕は少し嬉しい。というのも、この作品を作りながら彼らの姿は僕自身の姿でもある、とも感じていたからだ。若い時僕も感じていたことを、彼らはリアルタイムに生きている。そして、彼らの中にあなた自身を発見するかもしれない。
そんな彼らの「生き様」を、ぜひ劇場で観てほしい。

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(c)2023映画『私が私である場所』製作委員会

読者の反応

太田将熙 @masakiota1025

映画「私が私である場所」

ドキュメンタリーです。
映画シンデレラガールの現場でも別でカメラが回ってました。
オーディションから撮影現場まで多様な人間が映し出されているはず。
11月13日先行上映。12月8日よりアップリンク吉祥寺にて公開。
宜しくお願いします。

https://t.co/Y0fi7WcIpD https://t.co/rHFLlq1yG3

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