「ソーシャル・ネットワーク」で知られる俳優の
本作はDV被害に遭った人々のためのシェルターを運営する母・エヴリンと、ネットのライブ配信で人気の高校生ジギーを軸に、ちぐはぐな人間模様を描いた物語。社会奉仕に身を捧げる母親と、自分のフォロワーのことしか頭にない息子は、互いの価値観をわかり合えず、すれ違ってばかり。やがて空回りの迷走を続ける親子の日常に、ちょっとした変化が訪れる。
「アリスのままで」の
アイゼンバーグは自身がAudible向けに作った5時間のラジオドラマをもとに脚本を執筆。映画は2022年のサンダンス映画祭でお披露目され、第75回カンヌ国際映画祭の批評家週間のオープニング作品に選出された。製作はエマ・ストーンが、夫のデイブ・マッカリーとともに設立したフルート・ツリーが担当。本作が製作映画の第1弾となる。A24も製作、北米配給を担った。
「僕らの世界が交わるまで」は東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。カルチュア・パブリッシャーズが配給する。
mihoko imai 今井美穂子 | 芸能通訳者 @mihoko_imai
『イカとクジラ』の頃からジェシーの大ファンでかつ通訳も担当したこともあるので、バイアスはあるにせよ、ぜひ勧めたい作品である。ポリティカルな高校生を演じるアリーシャ・ボーが魅力的。https://t.co/Sq7rTdqWvW