中川大志主演で小津安二郎の「青春の夢いまいづこ」リメイク、渡辺大知らが共演

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映画監督・小津安二郎の生誕120年を記念した企画「連続ドラマW OZU ~小津安二郎が描いた物語~」の最終話「青春の夢いまいづこ」に中川大志渡辺大知成海璃子池内博之らが出演。監督と脚本を「ウーマンウーマンウーマン」の近藤啓介が担う。

上段左から成海璃子、中川大志、渡辺大知、池内博之、下段左から芹澤興人、森優作、坂ノ上茜、大朏岳優、篠原篤。

上段左から成海璃子、中川大志、渡辺大知、池内博之、下段左から芹澤興人、森優作、坂ノ上茜、大朏岳優、篠原篤。

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小津の初期サイレント映画群をオムニバスドラマ形式で現代リメイクする本企画。最終話には1932年に公開された「青春の夢いまいづこ」が選出された。劇中では、かつての学友でありながら若社長と社員という関係になった2人の青年の友情が描かれる。

文武両道でなんでも完璧にこなし、父親の死をきっかけに遺されたホテルの社長になる堀野役で中川が主演を務め、堀野の親友でお調子者の斎木を渡辺が演じた。堀野と斎木の大学時代の友人・カナ役で成海、堀野の父親の代からホテル経営を支える松野役で池内が参加。そのほか、カナの友人・由紀に坂ノ上茜、堀野の大学の友人・島崎と熊田に森優作と大朏岳優、社長となった堀野の運転手・毛利に芹澤興人、堀野の側近・山下に篠原篤が扮する。

中川は「日本が世界に誇る小津安二郎監督の作品を、現代のクリエイターと役者達が、どう解釈して、新たな形で、今のお客様に届けられるのか、興味深いチャレンジだと感じました」、近藤は「原作が持つ『友情』という普遍的なテーマと物語を現代に置き換えて、僕も思いっきり遊ばせて頂きました。勝手なことしてすみません。楽しかったです」とコメントした。

全6話の「連続ドラマW OZU ~小津安二郎が描いた物語~」は、11月12日にWOWOWプライム、WOWOW 4Kで放送スタート。毎週日曜22時からオンエアされる。

連続ドラマW OZU ~小津安二郎が描いた物語~

WOWOWプライム、WOWOW 4K 2023年11月12日(日)スタート 毎週日曜 22:00~
WOWOWオンデマンド 各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信

中川大志 コメント

日本が世界に誇る小津安二郎監督の作品を、現代のクリエイターと役者達が、どう解釈して、 新たな形で、今のお客様に届けられるのか、興味深いチャレンジだと感じました。演じさせていただいた堀野という男は、とても器用で、スマートで、だけど孤独で、とても不器用な人間でもありました。彼はとってもチャーミングで、僕自身大好きなキャラクターになりました。世代の近い近藤監督と、ディスカッションしながら進めていった現場は濃密で、青春な時間でした。他の作品も含めて、それぞれがどんなカラーに仕上がるのか、とても楽しみです。

近藤啓介 コメント

調子に乗るな。教養もへったくれもない若造が。と言う声がこだました。「すんません」と謝ろうとしたら、もう1人の「やってごらんよ楽しいぞ?」という声が聞こえてきて、もう一度作品を見てみました。「青春の夢~」に映っていたのは楽しそうに映画で遊ぶ自由さ。嬉しくなった僕は気づけば脚本を書いていました。原作が持つ「友情」という普遍的なテーマと物語を現代に置き換えて、僕も思いっきり遊ばせて頂きました。勝手なことしてすみません。楽しかったです。いつかお会いできたときには乾杯しましょう。

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近藤啓介 @kdtm24

こちら脚本監督いたしました! https://t.co/zOcrh0qvrk

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