かつての戦友が標的に…連続殺人ミステリー公開、監督はステファン・ルツォヴィツキー

「ヒトラーの贋札」のステファン・ルツォヴィツキーが監督を務めた映画「Hinterland」が、「ヒンターラント」の邦題で9月8日に公開されることが決定。あわせて日本版ポスタービジュアルが解禁された。

本作は、戦争ですべてを失った元刑事のペーターが、かつての戦友たちを標的にした連続殺人事件に直面するところから始まるミステリー。劇中では、彼がロシアでの長い捕虜収容所生活でぼろぼろになった心身に鞭を打ち、真相を明らかにしようとするさまが描かれる。ペーターをムラタン・ムスルが演じたほか、リヴ・リサ・フリース、マックス・フォン・デル・グローベン、マルガレーテ・ティーゼル、アーロン・フリエスも出演した。

公開されたビジュアルには、オーストリア・ウィーンのゆがんだ街並みの中で立ちすくむペーターの姿が収められている。なお本作は全編ブルーバックで撮影された。

「ヒンターラント」は東京・新宿武蔵野館ほか全国でロードショー。