「ヒトラーの贋札」の
本作の主人公は、第1次世界大戦終結後、ロシアでの捕虜収容所生活から解放されて故郷にたどり着いた元刑事のペーター。彼と戦友たちを待ち受けていたのは、変わり果てた祖国だった。自宅にも愛する家族の姿はなく、行き場をなくすペーター。そんな最中、河原で奇妙な遺体が発見された。被害者はペーターのかつての戦友。遺体には拷問の痕跡があり、犯人もペーターと同じ帰還兵であろうことを示していた。そして元戦友が次々と惨殺されていく中、自身の心の闇と向き合おうとするペーターは“危険な真実”に迫っていく。ペーターを「7500」の
YouTubeで解禁された予告編には、遺体を前にしたペーターが「彼は俺の戦友だ」と口にする場面などを収録。「謎の数字“19”の意味」「“委員会”が犯した罪」といったフレーズが映し出される。なお全編ブルーバックで撮影された、本作のゆがんだ背景についてルツォヴィツキーは「戦争に破れ世界全体がおかしくなってしまったと感じている主人公の認知のゆがみを視覚的に表現している」と語っている。
「ヒンターラント」は9月8日より東京・新宿武蔵野館ほか全国でロードショー。なお本作のムビチケオンライン券が明日7月21日に発売される。
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謎の数字、そして“委員会”とは…猟奇殺人ミステリー「ヒンターラント」予告編(コメントあり)
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