セクシュアルマイノリティをテーマとした映画を上映する「第31回レインボー・リール東京 ~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~」。7月15日から開催される同映画祭の上映プログラムが決定した。
東京のスパイラルホールとユーロライブで6日間にわたって上映される21作品のうち、11作品が日本初上映。オープニング作品は、家族や故郷の人々と絶縁しているトランスジェンダー女性が主人公の韓国映画「孔雀」だ。そのほか、閉塞感のある映像で運のないトランスジェンダー男性を描いたアメリカ映画「マット」、デンマークから届いたレズビアン映画「ヴィーナス・エフェクト」、ゲイアプリで知り合った2人の関係をつづるオーストラリア映画「ローンサム」などを上映。精力的にゲイの映像作品を制作している“ちくわフィルム”が贈る「幸運の犬」もラインナップに並んだ。
スパイラルホールでは上映後イベントも開催。「孔雀」では来日する予定の監督ピョン・ソンビンのトークイベント、「秘密を語る方法」では監督のショーン・ダンとのオンライントークイベントが予定されている。また、2017年以来6年ぶりとなるレインボー・リール・コンペティションの開催も決定。日本人の映像作家によるショートフィルム7本を上映し、観客投票でグランプリ作品を選出する。同コンペティションでもキャストや監督の舞台挨拶を予定。YouTubeでは作品ラインナップをまとめた映像が公開中だ。
第31回レインボー・リール東京 ~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~
2023年7月15日(土)~17日(月・祝)東京都 スパイラルホール
2023年7月21日(金)~23日(日)東京都 ユーロライブ
上映プログラム
「クリッシー・ジュディ」(監督:トッド・フラハティ)※日本初上映
「エッグヘッド&トゥインキー」(監督:サラ・カンベ・ホランド)※日本初上映
「秘密を語る方法」(監督:ショーン・ダン、アナ・ロジャース)※アジア初上映 ※上映後にトークイベントを実施する予定
「ココモ・シティ」(監督:D・スミス)※日本初上映
「ローンサム」(監督:クレイグ・ボアハム)※日本初上映
「マット」(監督:ヴーク・ルングロフ=クロッツ)※日本初上映
「孔雀」(監督:ピョン・ソンビン)※日本初上映 ※上映後にトークイベントを実施する予定
「ヴィーナス・エフェクト」(監督:アナ・エマ・ハウデル)※日本初上映
「幸運の犬」(監督:まちょ)※上映後に舞台挨拶を実施する予定
FANTASTIC ASIA! ~アジア短編プログラム~
「孤独な王子」(監督:シヴィン&サニー)※日本初上映
「U・ラブズ・ユー」(監督:
「マカッサルはサッカーファンの街」(監督:コージー・リザル)
「タンクフェアリー」 (監督:エーリヒ・レトシュタット)
「ティンダー時代の愛」(監督:チョン・インヒョク)※海外初上映
レインボー・リール・コンペティション 2023
「Veils」(監督:なかやまえりか)
「カゾクノキョリ」(監督:なかやまえりか)
「チェンジマイノリティ」(監督:
「変わるまで、生きる」(監督:
「フツー」(監督:
「GMT+9」(監督:Nom de Guerre)
「ストレンジ」(監督:
※上映後に舞台挨拶と表彰式を実施する予定
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「レズビアン&ゲイ映画祭」ラインナップ決定、21作品のうち11本が日本初上映(動画あり) - 映画ナタリー https://t.co/H1kfmYFM34