第1回日本ホラー映画大賞で大賞に輝いた
特報には、田舎に住む祖父母を“孫”が訪ね、穏やかな時間を過ごすも、不穏な影が忍び寄る様子を収録。血まみれの孫と祖父母、半裸で白昼を徘徊する目がうつろな村人、炎に包まれ横たわる人など、得体の知れない“何か”の存在に人々が翻弄されていく。
監督の下津、新キャストの松大によるコメントも到着。下津は「『みなに幸あれ』という題には、希望と皮肉の意味を込めています。この問いに対して『現実を受け入れ、理想を描き続けること』を希望として捉えました」とつづり、「今より1ミリでもよい社会になることを信じて、映画の持つパワーを信じて、何よりこの企画と自分自身を信じて、消費される映画ではなく、残る映画を作りたい。必ず作り手の思いは、受け手に伝わると信じています」と思いを伝えた。2人のコメント全文は以下の通り。
「みなに幸あれ」は2024年公開予定。
下津優太 コメント
理想ばかりを描いているだけでは何も解決しません。現実と向き合い受け入れることは非常に苦しみを伴う作業です。「みなに幸あれ」という題には、希望と皮肉の意味を込めています。この問いに対して「現実を受け入れ、理想を描き続けること」を希望として捉えました。
この地球上には「地球上感情保存の法則」というものがあるらしく、地球上に生きる家畜・動物などを殺すことにより、地球上に負の感情が溜まり、それにより人間は負の行動を起こしてしまうのだと。意図的に不幸な人を作り出すことにより、私たちの幸せは成り立っているのだと。
今より1ミリでもよい社会になることを信じて、映画の持つパワーを信じて、何よりこの企画と自分自身を信じて、消費される映画ではなく、残る映画を作りたい。必ず作り手の思いは、受け手に伝わると信じています。
松大航也 コメント
今回、映画の「幼馴染」役を演じることになりました。
この作品は「犠牲」「幸せ」がテーマでホラーというジャンルでありながら、とても考えさせられる作品です。自分が演じた「幼馴染」は、社会の仕組みには入ることができず、どうしようもない現実を突きつけられていても、それでも本作のテーマである「幸せ」をよく考えた人物です。ぜひ観ていただく方々にホラーとして楽しんでいただくことはもちろん、なにか心に残すことができたらなと思います。「みなに幸あれ」ぜひ多くの方に観ていただけたらなと思います。
古川琴音の映画作品
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ルートヴィヒ白鳥王 @lohengrin_lud
得体の知れない“何か”が村人を翻弄…古川琴音の主演ホラー「みなに幸あれ」特報公開
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