インドのドキュメンタリー映画「Writing with Fire(原題)」が、「
本作はインド北部のウッタル・プラデーシュ州にてカースト制度外の“不可触民”として差別を受けるダリト(ダリット)と呼ばれる女性たちが立ち上げた新聞社を追ったもの。「ニュースの波」という意味を持つ新聞社「カバル・ラハリヤ」はスマートフォンを使い、SNSやYouTubeの発信を主とするデジタルメディアとして、身近な声を拾って取材する。貧困と階層、ジェンダーといった差別や偏見、さらには家族からの抵抗に遭いながらも、カバル・ラハリヤが発信するニュースは大きな波を起こしていく。
第94回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた本作。これまで日本国内の映画祭で上映された際のタイトルは「燃え上がる記者たち」だったが、「厳しい日常を生きながら、それでも沈黙の暴力に屈しない女性たちの闘う姿を伝えたい」との思いで「燃えあがる女性記者たち」に改題された。メインビジュアルも解禁され、YouTubeでは日本版オリジナル特報も公開されている。
映画ナタリー @eiga_natalie
被差別カーストの女性たちが、スマホを武器に立ち向かうドキュメンタリー公開(動画あり)
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