小野賢章、アイナナのライブを海外に届けたい！木村昴は運動会熱望「玉入れとか」

「劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD」＜DAY 2＞の初日舞台挨拶が、本日5月21日に東京・丸の内TOEIで行われ、声優キャストが登壇した。

「アイドリッシュセブン」は16人のアイドルの成長を描く大型メディアミックスプロジェクト。初の劇場ライブである本作ではIDOLiSH7、TRIGGER、Re:vale、ŹOOĻの4グループ・16人が登場するライブの模様が映し出される。全国の劇場では、一部セットリストの異なる「＜DAY 1＞」「＜DAY 2＞」の2公演が“開催中”だ。本日の舞台挨拶には、七瀬陸役の小野賢章、和泉一織役の増田俊樹、二階堂大和役の白井悠介、和泉三月役の代永翼、逢坂壮五役の阿部敦、六弥ナギ役の江口拓也、百役の保志総一朗、亥清悠役の広瀬裕也、狗丸トウマ役の木村昴、棗巳波役の西山宏太朗が登壇した。

小野は「アイドリッシュセブン」が8周年を迎えることをしみじみ噛み締めながら、「（このライブでは）MCの掛け合いもセリフが少しだけあっただけで、だいたいがアドリブなんです。それがなんでできたかって、我々が彼ら（キャラクター）と歩んだ時間、やったライブがあったからだと思うし、そういう経験が今回の『BEYOND THE PERiOD』に全部つながっていると思います」と思いを伝える。そして「このライブを観て思ったのは『変わっていってるな』というか。もちろん変わらないものもあるんだけど、どんどん変わっていってるし、その瞬間瞬間を楽しめたらいいなと思いました。なのでこのライブの開催期間、皆さん、思いっきり楽しんで思いっきり応援していただけたら」と明るく呼びかけた。

また小野は「目と耳が足りない。1人ひとりの表情も全然違うので＜DAY1＞で16回、＜DAY2＞で16回の計32回は観なきゃいけないかなと思います！」とアピール。増田は「リアルライブさながらの興奮を感じました。疲れを感じさせないパフォーマンスにやっぱり本物のアイドルってすごいなと感じました」と劇中のアイドルたちに感嘆し、白井も「どこを切り取ってもかっこいいんですよ。それが僕らとは違うところ……」と同調する。代永は「＜DAY 1＞と＜DAY 2＞では歌も違うし、振り付けやフォーメーションも変えるということで、もうすごい力を使っていただいて、この劇場版ができあがったんだな」と制作陣をたたえた。

阿部はIDOLiSH7の始まりの曲「MONSTER GENERATiON」について触れる。「傘を使った振り付けは『へえ！』と思いました。あの振り付け、いったい誰が作ったのかな、もしかして……（腕に付けたIDOLiSH7の四葉環のリストバンドを示して）なのかなとか、いろいろ想像させられました」と語った。江口は「朝から開催ということで。彼ら（劇中のアイドル）も本当に朝から声出てましたね！」と話し出すと、共演者たちから「江口くん声出てないね」とツッコミが。江口は「僕、朝は駄目なんですよ。やっぱりアイドルはすげえなって思いました」と感心していた。

2人組ユニット・Re:valeは千役の立花慎之介が本日参加できず、保志は「誰に支えてもらえばいいのか……」と不安げな様子を見せたが、「（本作では）Re:valeの絆がより深くなってるぞと思いました。2デイズじゃなく何デイズやっても、彼らは超人なのでやり通します！」と胸を張る。

そして広瀬は「ŹOOĻの4人の表情がすごくやわらかくなってて、声色も温かくなってて。ŹOOĻがメンバーのことも信じられたし、ほかのグループにも少しずつ心を許していっているのを感じられました」とŹOOĻの成長に言及。西山は「ステージを見ていて、彼らに血が通っている感じがしたというか、血肉って言うんですかね。こう……かじったら歯形がつきそうだなと」と独特のコメントし、共演者たちから「アイドルを表すのに血肉って言葉あんまり使わない」「最後の最後に怖いな」と一斉にツッコまれた。

司会者からは、今後「アイドリッシュセブン」でやってみたいことは？という質問も。小野は「ライブをやりたいです。キャストもスタッフももう1回やりたいなという思いが強くなっていて。あとは日本を飛び出したいなと思います。海外にも応援してくださってる方がたくさんいらっしゃるので、直接会ってライブを届けれたら、こんなに幸せなことはないです」と意気込む。木村は「運動会。大玉転がし、玉入れとか。だって皆さん、保志さんの全力疾走見たいでしょ？」と問いかけ、当の本人である保志も「どのくらい出るかやってみたいね」とまんざらではない様子で応じた。