ケイト・ブランシェットが主演を務めた「
本作はドイツの有名オーケストラ・ベルリンフィルで女性として初めて首席指揮者に任命されたリディア・ターの物語。重圧、過剰な自尊心、そして仕掛けられた陰謀により、彼女の心に闇が広がっていくさまが描かれる。ブランシェットが第80回ゴールデングローブ賞主演女優賞、第79回ヴェネツィア国際映画祭で女優賞に輝いたほか、第95回アカデミー賞では主要6部門にノミネート。「イン・ザ・ベッドルーム」のトッド・フィールドが監督を務めた。
みやぞんと西野は、マエストロを意識したファッションで登場。即席の指揮台に立ってトークをスタートさせた。リーゼントヘアに「ター」の文字を貼り付けたみやぞんは「ケイトの演技がうまいので演技に見えない。まるでドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』を観ているようだった。カメラもドッキリカメラの画角と配置みたいだった」と感想を吐露。西野も「まるでホラー映画を観ているような気分になって、怖すぎて目をつむりたくなるシーンもあったけれど、展開も面白くてドキドキワクワクした。ターがサイコパスに見えるような狂気的シーンもあったけれど、人は誰しもそういうものを心の奥底に隠し持っているのではないかと考えさせられた」と魅力を語った。
みやぞんは、そのストイックさ故に徐々に狂気を帯びていくターに「あまり寝ていないときのロケ中は僕もターのような気持ちになる。やはり人は余裕があったほうがいい」と共感。AKB48に所属していた西野は「総選挙で順位をつけられたりして間近でポジションの差を感じるグループだったので、私も狂気チックなところが食欲に出て15kgくらい太った。悲しみやプレッシャーがすべて食欲に出た。当時は痩せている子のお弁当も食べていました。『TAR/ター』を観て、その頃を思い出した」と語る。AKB48がチーム制とリーダー制を休止することが話題に出ると、西野は「若い子も増えてメンバーも入れ替わっているので新たなAKBが見られるのが楽しみ。チーム制ではなくなったことで今後どのように劇場公演をするのか? ファンの方は楽しみな部分もあるのかも」と期待を寄せていた。
続いて2人は会場に流れる音楽をピアニカで耳コピする「目指せター!音当てクイズ」に挑戦。審議やフライングがありつつも、自称「絶対音感の持ち主」というみやぞんが勝利した。主席PRマエストロの座をゲットして、自作の「TAR/ター」PRソングをギターで弾き語る。即興でタクトを振る西野とも息ピッタリで、みやぞんは「やっとひとつになれた」と満面の笑みを浮かべていた。最後に西野は「ホラーのような怖さもありつつ、展開が気になってついつい見入ってしまう面白さがある映画。映画を観たあとに1、2時間しゃべっていられるはず」とアピール。みやぞんも「クラシック音楽を知らなくても興味深く観られる映画です。ワインとビターチョコのセットで観てほしい。僕はらっきょうとビールをおともに観ました」と呼びかけた。
「TAR/ター」は5月12日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。
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オモシロ宣伝で来るとは思わなかっTAR。 https://t.co/8yMUrI6NjB