大河ドラマ「どうする家康」に出演中の
5月3日より開催されている静岡県浜松市の「浜松まつり」。4年ぶりの本格開催を記念して、「どうする家康」より徳川家康役の松本、井伊直政役の板垣、平岩親吉役の岡部、夏目広次役の甲本が特別イベント「家康公 騎馬武者行列」に参加した。イベント前には、松本から行列に参加する子供たち約250人にオリジナル弁当を差し入れするというサプライズが。配布会場となったのは浜松大河ドラマ館の敷地内にある出世パーク。弁当に使われている食材はほとんどが浜松産で、「浜松市の未来を担う子供たちに、故郷の魅力を再発見し、愛着を持ってもらいたい」という松本の発案により、浜松パワーフード学会の協力のもと地元企業・竹泉が制作した。子供たちから「殿、殿」と声を掛けられた松本は「みんな、殿って呼ぶんだ」と照れくさそうな表情を見せた。
同市によると「騎馬武者行列」の人出は68万人に上り、松本はスタート前に「すごい人ですね!」と目を見張る。そして「我らが殿」と紹介を受け、「この『浜松まつり』は、2020年からなかなかちゃんとした形でできず、4年ぶりの完全復活と聞いています。浜松市民の方々の感動もひとしおなのではないかと思っています。浜松市の皆様と、県内外からお越しの皆様の健康と発展をご祈念しまして、僕たちも楽しんでパレードをやらせていただこうと思います」とコメント。甲本から「殿! 一言お願いします」と促されると、松本は馬上から「これより民の幸せを願い、騎馬武者行列を行う。準備はいいか? 参るぞ! 徳川家臣団、出陣じゃ!」と宣言し、浜松市の中心部の沿道800mをおよそ20分にわたり行進した。
その後、4人は記者会見へ。行列の感想を聞かれた松本は「みんなとも話していたんですけど、僕たちは何かで優勝することもないので、なかなかパレードに参加する機会はないと思っていて。本当に貴重な経験をさせてもらいましたし、何より浜松市民の皆さん、そして全国から集まってくださった皆さんの楽しそうな笑顔を見ることができたのがうれしかったです」と述べる。続いて板垣が「すごく皆さんの愛を感じて。一生分の『キャー』を浴びたんじゃないかと……」と語り出すと、松本が「いやいや、そんなことないでしょ!」とすかさずツッコミ。板垣は照れ笑いしつつ「でも本当に、それくらい皆さんの愛と熱量に圧倒されました。あと、僕が乗っていた馬が元気で、何回か回転しながら進んでいったので、そのたびにお客様の近くに行けて。“ファンサの鬼”みたいになってたんですけど(笑)、『とにかく楽しかった』の一言に尽きます」と、井伊直政が“井伊の赤鬼”と呼ばれていることに掛けて笑いを誘った。
一方、岡部は「殿(松本)がすごく愛されていることをひしひしと感じました。僕の“殿愛”にも火が付きましたね。殿愛なら負けないぞと(笑)。後半の撮影にもいっそう身が入りそうです」と意気込みをのぞかせる。甲本は「生涯を通して、こういう行列やパレードに参加する機会があるかと言ったら、きっとないでしょう。歩きながら、うれしさと同じくらい、ここに来てくださった方、招いてくださった方への感謝の気持ちが同時に湧いてきた20分間でしたね」と喜びを伝えた。
「浜松まつり」でたっぷりとエネルギーを受け取った松本。「初回オンエアのタイミングで僕は静岡、浜松、岡崎を巡りましたが、そのときと今回で違ったのは、地元の皆さんが僕を『殿』と呼んでくださるということ。これまで『松潤』『MJ』『嵐』と呼ばれても、『殿』はこの作品をやらなかったら絶対になかったと思います。道で『殿』と呼ばれると、ドキッとすると言いますか、『うれし恥ずかし』というような気持ちになりました(笑)。それだけ皆さんに番組を観ていただいているんだなと実感できてとてもうれしいですし、これからも家康公をしっかり演じていきたいと改めて感じました」と笑顔を浮かべる。「この作品に携わっていなかったら、こんなふうに浜松の方に応援していただけることもなかったと思います。家康公が出世するタイミングでいた場所なので、皆さん家康公を非常に愛していらっしゃるし、演じる僕のことまで愛してくれる。温かい場所だと感じます」と感謝を込めた。
「どうする家康」はNHK総合で毎週日曜20時よりオンエア。NHK BSプレミアム、BS4Kでも放映されている。
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The cast of NHK Taiga "Dousuru Ieyasu" took part in the Hamamatsu Matsuri on 5 May 2023 - Matsumoto Jun, Itagaki Rihito, Okabe Dai & Komoto Masahiro
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