「ライフ・イズ・クライミング！」MONKEY MAJIKが主題歌の誕生秘話明かす

ドキュメンタリー「ライフ・イズ・クライミング！」の主題歌を担当したMONKEY MAJIKが本作を鑑賞した際のコメント映像が到着した。

本作は、パラクライミング世界選手権で4連覇を成し遂げたクライマーのコバこと小林幸一郎と、彼の視力となるサイトガイドのナオヤこと鈴木直也が、米ユタ州にあるフィッシャー・タワーズの尖塔に立つことを目指す様子を追ったドキュメンタリー。テレビ番組「ザ・ノンフィクション」で小林を密着取材した中原想吉が監督を務めた。

メイナード（Vo, G）が「最初から最後までワクワク、ドキドキ、本当に感動した！」、ディック（B）が「2人が凄いことをしているのを聞いてはいたが、小さい積み重ねが今に至る道だったことが伝わってきて感動した」と興奮気味に語り、ブレイズ（Vo, G）は「滅茶苦茶に“アメイジング!”」と主題歌のタイトル「Amazing」にかけてコメント。タックス（Dr）も「光を奪われ、絶望から困難に立ち向かい、壁を乗り越える姿に感動した。言葉にならない。目頭が熱くなった」と感動をつつづった。

「Amazing」についてはブレイズが「クライミングをする写真を見て、まず『Amazing』という言葉が浮かび、その後、2人のストーリーを聞いて、我々と似ているところもあって、勇気や元気がでるような“MONKEY MAJIK”らしい曲を作ろうと、メロディーを大切にして作り上げた」、タックスは「壁を登っていくこと、困難にチャレンジするのは全ての人に言えること。それと2人の生活を重ね合わせて言葉にしていった」と制作秘話を明かした。

今回の主題歌は、2005年に小林が設立したNPO法人の名前が「モンキーマジック」であることから、小林がMONKEY MAJIKにラブコールを送り、実現したという。試写には主演の2人も駆けつけ、鈴木は「こんな素晴らしい曲を作ってくれたのは、感動以外ない。幸せ者です。本当にありがたいです」と感謝を伝え、小林は「同じ『モンキーマジック』で仲間になりたいと思って連絡し続けて、こうして夢が実現して本当に良かった」と笑顔を見せた。

「ライフ・イズ・クライミング！」は5月12日より東京・新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開。