城定秀夫監督作「放課後アングラーライフ」初演技の十味「一緒に青春を過ごして」

「放課後アングラーライフ」の公開記念舞台挨拶が本日4月29日に埼玉・ところざわサクラタウンで行われ、キャストの十味（#2i2）、まるぴ、森ふた葉、平井珠生、監督の城定秀夫が登壇した。

井上かえるの小説をもとにした本作は、漁港町に転校してきた人間不信の女子高校生・追川めざしを主人公とする“釣り女子青春ムービー”。めざしが、海釣り同好会であるアングラー女子会への入会をきっかけに自分を取り戻していくさまが描かれる。いじめられていた経験を持つめざしを十味が演じた。

本作で初演技、初主演を経験した十味は「私に似ている、内気で、外にあまり出ない生活を送っているような女の子なので演じやすかったですが、セリフが『はい』『うん』と短いものが多く、その言葉だけで心情を表すのは難しかったです」と述懐。まるぴは、釣りのシーンに関して「撮影前に釣り指導の方と練習をする機会をいただきました。4人で本当に楽しく練習ができて、そのいい雰囲気のまま撮影初日を迎えられました」と振り返る。森は「撮影の合間にみんなで楽しくごはんを食べたり、アイドル活動をしている十味さんに、どういうダンスをしてるの？と聞いてみたり、とにかくずっと楽しく過ごしていました！」と撮影時の思い出を語った。

城定が監督を務めた「アルプススタンドのはしの方」にも出演した平井。彼女は「『アルプススタンドのはしの方』は夏の終わりに撮影をしていたせいで、足を虫に刺されてしまって、それから1年経った今回の撮影でもまた足を蚊に食われてしまいました（笑）」とエピソードを披露した。

城定は「ここにいる4人のがんばりがそのまま映っているので楽しみにしてほしいです」とコメント。最後に十味は「初めての映画、初めての演技ですごく緊張しましたが、がんばったことは本当です！ めざしやアングラ女子会の生活に触れて、皆さんも映画を観て一緒に青春を過ごしてもらえたらうれしいです！」と呼びかけイベントを締めた。

「放課後アングラーライフ」は全国で公開中。