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本作は、小説家になる夢を持ちながら出版社で働く園田修一と、その同棲相手である清川莉奈の物語。ふとしたきっかけでともに働くこととなる2人だが、周囲にちやほやされる莉奈に対し修一は嫉妬心を抱くようになり、いつしか喧嘩が絶えなくなっていく。修一を黒羽、莉奈を穂志が演じたほか、修一が編集を担当することになる売れっ子コメンテーター・西川に安井、莉奈のバイト先の客・葵に飯島が扮した。
黒羽は、クランクアップ時の気持ちを尋ねられると「それは天にも昇るような気持ちでした。クランクアップの時間が、朝の4時とか5時の時間帯で。『お疲れ様でした~』とドアを開けたら朝日で、それは召されますよね」と表現する。安井は自身が演じた役について「自己中な、声のでかい、アバウトなことしか言わない奴らの集合体、モンスターみたいなものが西川です。とにかく嫌なやつなんですが、西川は、それなりに矜持があってやっている。特異な役を演じるのは役者冥利に尽きる。楽しく撮影させていただきました」と述べた。
山口は、黒羽のキャスティング理由について「企画・プロデュースの藤井道人からお薦めされまして。『あいつすげえイケメンなんだけどさ、時々すげえ人間臭い醜い顔するんだよ。それを撮ってほしいんだよね』と言われて。醜いというと強烈な言い方になるんですけれど、実際お会いしたら、かっこいいんだけれど、人間臭い優しさが垣間見れる素敵な方だったので、ご出演をお願いしました」と述べる。続けて、「(黒羽は)撮影中ずっと追い詰められていて、すごく素敵な醜い顔が撮れました」と手応えを明かした。
また飯島は、莉奈に居酒屋で蟹の足を投げ付けられるシーンを振り返り、「人に蟹の足を投げ付けられる人生ってないですよね。楽しく蟹を避けました」とはにかむ。穂志は「莉奈が嫌われてほしくないという話を山口さんから伺っていたので、ただ衝動的な子に見えないようにしたいと思ったんですけれど、飯島さんが嫌な高圧的なお芝居をして、『こいつには(蟹の足を)投げてもしょうがないだろう』という雰囲気にしてくださったので助かりました」と飯島に感謝を伝える。
最後に黒羽は「素敵な作品に巡り会えたし、素敵な皆さんに出会えたと素直に思っています。ポスター(のキャッチコピー)にある『きっと大丈夫。多分。』という言葉が大好きな言葉になりました。皆様の背中をちょっと押して、始めの一歩になるような作品になっていることを願っています」とメッセージを送った。
「生きててごめんなさい」は全国で順次公開中。
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First-day event of new movie "Ikitete gomenasai" at Human Trust Cinema on 4 Feb 2023 - Kuroba Mario, Hoshi Moeka, Yasui Junpei & Iijima Hiroki
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