トム・ハンクスが町一番の嫌われ者に、「オットーという男」3月公開

トム・ハンクスが出演する「A Man Called Otto」が、「オットーという男」の邦題で3月10日に全国公開される。

本作の主人公は町一番の嫌われ者・オットー。曲がったことが大嫌いで、近所を毎日パトロールしている彼は、ルールを守らない人に説教するなど近寄りがたい存在だ。最愛の妻に先立たれ、仕事もなくしたオットーは人知れず孤独を抱えており、自らの人生にピリオドを打とうとする。しかし、向かいの家に越してきた家族に何度も邪魔をされ、死にたくても死ねないオットー。この“迷惑一家”の出現により、自ら人生をあきらめようとしていた男の生活は変化していく。

原作はスウェーデン発のベストセラー小説「幸せなひとりぼっち」。2016年12月には、同書をもとにした映画が日本公開された。オットー役のハンクスはプロデューサーも務め、監督は「プーと大人になった僕」のマーク・フォースター、脚本は「ライフ・オブ・パイ／トラと漂流した227日」のデヴィッド・マギーが担当。マリアナ・トレビーニョ、マヌエル・ガルシア＝ルルフォ、レイチェル・ケラーもキャストに名を連ねる。

YouTubeでは予告編が公開中。なお2月3日にはムビチケカードが発売される。