2023年度前期の連続ドラマ小説「らんまん」で、“日本の植物学の父”と呼ばれる牧野富太郎をモデルにした主人公・槙野万太郎を演じる神木。本書は食、文化、伝統、産業、自然など高知の魅力を紹介するとともに、さまざまな場所で撮影された豊富な写真を収めた“神木流”ガイドブックとなっている。デザイナーの梅原真、手漉き和紙作家のロギール・アウテンボーガルト、魚類学者の神田優ら、地域に根差して取り組みに励む人々との対談も収載。表紙デザインはイラストレーター・イワサトミキが手がけた。なお高知県内で撮り下ろされた神木の2023年度カレンダー「RYUNOSUKE KAMIKI 2023-2024 CALENDAR」も3月20日に発売される。
神木は「僕は埼玉出身ですし、高知の良さは地元の人が知っているとは思うのですが、皆さんにこのカレンダーと本を通して、へぇ~高知ってこんな素敵なところなんだ! こんな面白いところがあるんだ! こんな綺麗なところがあるんだ!など、僕が感じた高知を皆さんにお伝えできたらと思います」とコメントしている。
「かみきこうち」は本日12月27日に予約受付を開始。初回生産分限定でデジタルフォトフレームがダウンロードできるほか、Co-LaVo Official Shop限定で1月16日23時59分までに予約するとオリジナルポストカードが付属する。また高知県内で購入した人にはオリジナルデザインカバーを数量限定でプレゼント。取り扱い店舗は2月上旬頃に「かみきこうち」特設ページなどでアナウンスされる。
神木隆之介 コメント
高知県は、過去「桐島、部活やめるってよ」の撮影でしか行ったことがなかったのですが、ドラマ「らんまん」の出演が決まった後に弾丸で行かせてもらったのと、今回は書籍とカレンダーの撮影で巡って本当に素敵な場所だなと改めて実感しました。あとは、出会う方々の笑顔の素敵さも見ていただけたらわかると思います。僕は埼玉出身ですし、高知の良さは地元の人が知っているとは思うのですが、皆さんにこのカレンダーと本を通して、へぇ~高知ってこんな素敵なところなんだ! こんな面白いところがあるんだ! こんな綺麗なところがあるんだ!など、僕が感じた高知を皆さんにお伝えできたらと思います。
本書「はじめに」より一部抜粋
高知と聞いて最初にイメージしたのは、食べ物がおいしくて、自然にあふれていて、人がやさしい。そんな、いわばありきたりなものでした。都会で育った僕にとって、それは「地方」と呼ばれる土地に対する漠然としたイメージそのものだったように思います。
そもそも僕にとって最初の高知体験は映画「桐島、部活やめるってよ」の撮影でした。まだ高校生だったこともあって出歩けず、ホテルと現場との行き来ばかりだったので、今回の旅で初めてしっかり高知を体感できました。
いま僕は再び高知県で、植物博士 牧野富太郎をモデルにしたNHKの連続テレビ小説「らんまん」の撮影に取り組んでいます。この旅はその撮影に入る前に、高知という土地を、牧野富太郎という人を知りたいという思いをもってスタートした旅でもありました。
俳優として大きなターニングポイントとなるような二つの作品が、ともに高知と深い関係を持つことに何か不思議なご縁を感じると同時に、いまの僕は「高知はどんな土地?」と聞かれてはっきり答えられる言葉を持っています。その言葉は巻末のあとがきに記したいので、ぜひ最後に読んでもらえたらと思います。
まずは、この本で僕と一緒に高知の旅を楽しんでください。
──神木隆之介
岡本 龍太 @deepw
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