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本作はアウトローな私立探偵・連城新次郎が、日本のヤクザと中国系マフィアの抗争に巻き込まれながらも、クルド人女性失踪の調査に奮闘するさまを描いたハードボイルドエンタテインメント。北村が新次郎、松角が新次郎と顔なじみのヤクザ・阿見恭一、武が失踪したクルド人女性を捜すガルシア・ミチコ、青木が新次郎と出会う高校生・佐藤翔、高石が新次郎行きつけの喫茶店「KENT」の店員・石岡凛に扮した。
探偵役に初挑戦した北村は「思い返すと探偵ものの名作は世界中にありますよね。だいたいアクが強くてクセがあるんですが、令和という時代を写す鏡のような存在を意識して、皆さんと共感できるような部分を監督やプロデューサーと話しながら新次郎という人物を作っていきました」と撮影を振り返る。
松角は、北村との共演について「有起哉さんとは4度目ですが、ちゃんと絡んだのは今回が初めて。台本の読み合わせで有起哉さんが『もうちょっとこうしたほうがいいんじゃないか』と細かく教えてくれた。夜な夜な電話しながら(役の関係性を)導いてくれたこともありましたね」と明かす。青木は「北村さんにロケバスの中でいろいろと俳優業について相談させていただきました。ご一緒できてよかった。新次郎をもっと見たいです!」と北村から刺激を受けた様子だった。
高石は、北村とのシーンでNGを出したエピソードを告白。段差につまずいて北村の腹部にダイブしてしまったという高石は「『うっ!』となられていたので、やらかしてしまったと思ったのですが、優しさからか『あれは演技だよ~』と言ってくださって……」と話すと、北村は「(本編で)使ってくれてもよかったんだけどなあ」と頬をゆるませた。
また「ベイビーわるきゅーれ」のアクション監督・園村健介が手がけたアクションシーンについて、北村らが言及する一幕も。台本にト書きで「泥臭い展開」「なかなか決着がつかない」とあったそうで、北村は「たった1行のト書きのために、撮影1カ月前から園村さんと練習して本番に臨んだ」と述べる。武は「私だったら30テイクくらい重ねてしまいそう(笑)。男性に生まれ変わったらアクション映画に出てみたいです!」とこぼした。
「ベイビーわるきゅーれ」で園村とタッグを組んだ高石は「園村さんのアクションはリアルで大胆。それが今回も見られて面白かったです。私もどこかで拳銃を持たせてもらったり……」とコメント。井川は「新次郎と恭一には、自分にも痛みが伴う素手で戦ってほしかった。なので続編をやるとしても、銃は出てこないかなあ。(高石に向けて)接近戦でやりましょう!」とラブコールを送った。
「終末の探偵」はシネマート新宿ほかで上映中。
※高石あかりの高は、はしごだかが正式表記
北村有起哉の映画作品
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First-day event of new movie "Shuumatsu no tantei" at Cinemart Shinjuku on 17 Dec 2022 - Kitamura Yukiya, Matsukado Yohei, Take Iriya, Aoki Yuzu & Takaishi Akari
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