三浦透子と前田敦子「そばかす」での共演回想、“ないもの”をリスペクトし合い共鳴

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そばかす」の初日舞台挨拶が東京・新宿武蔵野館で12月16日に行われ、キャストの三浦透子前田敦子、監督の玉田真也玉田企画)が登壇した。

「そばかす」初日舞台挨拶にて、左から玉田真也、三浦透子、前田敦子。

「そばかす」初日舞台挨拶にて、左から玉田真也、三浦透子、前田敦子。

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「そばかす」ビジュアル

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他人に恋愛感情を抱かない30歳の女性・蘇畑佳純が「自分は何者で、自分の幸せは何なのか?」を発見していくさまを描いた「そばかす」。佳純を三浦が演じ、佳純の中学時代の同級生・世永真帆に前田が扮した。

玉田は「三浦さんはすごくフラットで、頭がいい方という印象。モヤモヤした物事をちゃんと言葉で整理ができて頭が切れる。でも演技に関してはそれを体に落とし込め、いい俳優だなと思っていました」「前田さんは、懐がすごく深い気がします。もちろんいろいろと考えていることはあると思うんですが、それが表に見えないのが底知れない感じ」と2人への印象を語る。それを受けて三浦は「(作中で)少年がサインを求めるシーンがあり、その対応の仕方に前田さんのかっこよさを感じました」とコメント。前田は「(少年たちが)ファンのように来てくださったので、“あの頃”の記憶を思い出しながら。アイドルをやっていてよかったなと思ったシーンかもしれません」と笑顔で振り返った。

「そばかす」

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三浦と前田は共演シーンの思い出をそれぞれ述懐。「2人の時間が本当に楽しくて。なんだかすごくリンクしていましたね」と前田が話すと、三浦は「さっき玉田さんが、私と前田さんは違うアプローチの俳優だとおっしゃっていましたが、佳純と真帆はお互いにないものをリスペクトし合っている気がしていて。私も小さいことが気になってしまうところがあるので、ドシッといてくださる前田さんを見て、そんなふうになれたらいいなと思っていました」と伝える。前田も三浦に対して「ちゃんと言葉にしてくれるところがかっこいいなと思っていました。だからリンクしていたのでは」と返すなど、役柄同様に共鳴し合っている様子をうかがわせた。

最後に三浦は「みんな程度の差はあれ、世間の当たり前を押しつけられることが、どこかしんどいと思いながら生きてるのかもしれません。すべての人にとって、自分事だと思える話が詰まった作品です。ありのままのものを、これでいいや、今の自分が素敵だな、好きになろうと思ってもらえるきっかけになればうれしいです」と語りかけた。

「そばかす」は全国で上映中。

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(c)2022「そばかす」製作委員会

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Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld

First-day event of new movie "Sobakasu" at Shinjuku Musashinokan on 16 Dec 2022 - Miura Touko & Maeda Atsuko
https://t.co/3ahv5Q7ypt https://t.co/6oB3Eh3pgL

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