“命に値段をつける”難題に挑んだ弁護士たちの物語「ワース」公開

マイケル・キートン主演作「Worth」が「ワース 命の値段」の邦題で2月23日に東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開される。

本作は“命に値段をつける”という難題に挑んだ弁護士たちの実話を描く物語。アメリカを襲った9.11テロの発生直後、途方もない仕事に挑んだ人々がいた。それは約7000人もの被害者と遺族に補償金を分配する大事業。だがこのプログラムを束ねる弁護士ケン・ファインバーグは難題に直面する。年齢も職種もバラバラな被害者たちの“値段”を、どうやって算出するのか。彼らの“命”を差別化することは道義的に許されるのか。映画では、被害者遺族の苦悩と向き合い、批判に晒されながらも使命を全うしようとした弁護士たちの2年間の軌跡が紡がれる。

ファインバーグを演じたキートンのほか、スタンリー・トゥッチ、エイミー・ライアンらが出演。「GODZILLA ゴジラ」「キングコング：髑髏島の巨神」のマックス・ボレンスタインが脚本を手がけ、サンダンス映画祭2018で監督賞を受賞した「キンダーガーテン・ティーチャー」のサラ・コランジェロが監督を務めた。YouTubeでは予告編が公開中。