記憶を失いつつあるヒットマンが完全犯罪に挑む「殺し屋のプロット」予告到着

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「バットマン」「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のマイケル・キートンが監督・主演・製作を兼任した「殺し屋のプロット」の予告編がYouTubeで解禁された。

「殺し屋のプロット」ポスタービジュアル

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本作は、認知症によって記憶を失いつつある殺し屋ノックスが、息子の罪を隠すため“人生最期の完全犯罪”に挑むネオノワール。ノックスをキートンが演じ、ノックスの計画に手を貸す男ゼイヴィアにアル・パチーノが扮する。ノックスの元妻役でマーシャ・ゲイ・ハーデン、息子役でジェームズ・マースデン、コールガールのアニー役でヨアンナ・クーリクもキャストに名を連ねた。

「殺し屋のプロット」場面写真

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「殺し屋のプロット」場面写真

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「殺し屋のプロット」場面写真

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「殺し屋のプロット」場面写真

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予告編には、簡単な言葉さえ思い出せなくなったノックスのもとに、長年疎遠だった息子マイルズが現れ「人を殺してしまった」と告白するシーンを収録。完全犯罪をもくろむノックスの「笑えるのは、成功しても覚えてないってこと」という自嘲的なセリフも収められた。

「殺し屋のプロット」場面写真

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キートンは「この映画はひとつのカテゴリーに収まらない。ノワールであり、同時に家族の物語でもある。そして気付いたんだ。その“どこにも属さない感じ”こそが、この作品の魅力だと」とコメントしている。

キノフィルムズ配給の「殺し屋のプロット」は12月5日より東京・kino cinéma新宿ほか全国で公開。

映画「殺し屋のプロット」予告

マイケル・キートン コメント

脚本を初めて読んだとき、「素晴らしい脚本だ。いつ撮ろう?」と思ったことを覚えている。脚本を読んでも、そのとき別の撮影をしていたり、プライベートで何かあったりして、一旦保留にすることは珍しくない。でも、この物語は頭から離れなかった。この映画はひとつのカテゴリーに収まらない。ノワールであり、同時に家族の物語でもある。そして気付いたんだ。その“どこにも属さない感じ”こそが、この作品の魅力だと。
ゼイヴィア役は、最初から「アル・パチーノでいこう!」と決めていたわけじゃない。じっくり考えた末、「やっぱり彼だ」と決めたんだ。幸運なことにアルはやると言ってくれて、電話で長い会話を交わした。登場人物についてあれこれと話したが、驚くほど気楽で気取らない会話だったよ。映画作りについての堅苦しい話はなく、自然だった。それが僕にとって人生で一番の「演技についての会話」になった。映画が終わったあとも、あちこちで褒めてくれているらしい。本当にありがたいよ。

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