パトリス・ルコント監督作「Maigret」が来年3月公開、主演はジェラール・ドパルデュー

フランス映画「Maigret（原題）」が、2023年3月17日より東京・新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開されることがわかった。

本作は「仕立て屋の恋」「暮れ逢い」などで知られるフランスの映画監督、パトリス・ルコントが約8年ぶりに制作したヒューマンミステリー。ジョルジュ・シムノンによる小説「メグレと若い女の死」を原作とする本作では、身元不明の若い女性の死を中心に、メグレ警視が女性の素性と生涯を探りながら事件の背景に迫っていくさまが描かれる。

主人公のメグレ警視を「シラノ・ド・ベルジュラック」のジェラール・ドパルデューが演じたほか、ジャド・ラベスト、メラニー・ベルニエ、オーロール・クレマン、アンドレ・ウィルムスが出演した。なお本作は、12月1日から4日間にわたり神奈川・みなとみらい21地区を中心に開催される「フランス映画祭2022 横浜」で上映。ルコントの来日も予定されている。