「ザ・トラベルナース」岡田将生が感謝伝える、現場では“中井貴一さん小話”が

ドラマ「ザ・トラベルナース」の制作発表記者会見が本日10月13日に東京・テレビ朝日で行われ、キャストの岡田将生、中井貴一、菜々緒、安達祐実、恒松祐里、泉澤祐希、宮本茉由、野呂佳代、浅田美代子、寺島しのぶ、松平健、脚本を担った中園ミホが登壇した。

パンデミックによる職場環境悪化で大量に看護師が辞めてしまった天乃総合メディカルセンターを舞台に、2人のトラベルナースが患者ファーストで医療現場を改革していく本作。岡田がある事情でアメリカから日本へ帰国し同院で働く那須田歩、中井があちこちの救急病院で働いてきた謎多きスーパーナースの九鬼静を演じる。

中園は「願ってもいないキャスティングで着地してくださったプロデューサーに感謝しています。今は3話までできあがっていて、1話につき5回くらい観てしまいました。見どころ満載です」と本作をアピール。中園の話を聞いた岡田は「中園さんの脚本を読ませていただいたときから、中井貴一さんとの掛け合いを楽しみにしていました」と振り返る。中井は「テンポのよさを意識し、日常的なナースの仕事を一番大事にしながら、非現実的な空間も作っていこうと演じさせていただきました」と伝えた。

さらに岡田は「全力でお芝居を楽しみながら、皆さんとドラマを作っていく環境がうれしいです。ちょっとドジな33歳の僕を、優しく見守ってくださって感謝しております」と述べて笑いを誘う。中井は「“トラベルナース”という言葉自体を存じ上げなかった。日本では知ってる方が少ないので、普通になっていくといいなと思いました」と語った。

菜々緒は岡田と中井の現場での様子について、「2人のコミュニケーションを見て、すごくいいコンビだなと思いました」と述懐。松平は「（岡田と中井は）親子のような関係というか、大変仲がいいんだなと思いました」と回想した。

現場で印象的だったことを尋ねられた野呂は、「食卓のシーンでは“中井貴一さん小話”が巻き起こっていました。それがめちゃくちゃ面白かったのが思い出です」と明かす。中井が「自分では一切意識がなく……」と返すと、野呂は「中井さんが経験してきた面白エピソードをお話ししてくださった」と説明する。

看護師・金谷吉子役の安達は「普段は病院に行っても、処置をしていただくときくらいしか看護師さんと接しない。でも、裏では事務的なことや、私たちの知らない仕事をたくさんこなしていることがわかった。命に関わるお仕事なので、感謝の気持ちを持ちながら演じました」と述べた。

最後に岡田は「お医者さんが出ているドラマの醍醐味は、オペのシーンだと思う。今回は僕たちナースが、オペ室の前まで患者さんに寄り添い、患者さんと歩んでいくドラマです。そこも見どころなので、どうぞよろしくお願いします」と呼びかけイベントを締めた。

「ザ・トラベルナース」はテレビ朝日系で10月20日21時にスタート。演出には金井紘、片山修、山田勇人が名を連ねた。

木曜ドラマ「ザ・トラベルナース」

テレビ朝日系 2022年10月20日（木）スタート 毎週木曜 21:00～21:54
※初回は10分拡大スペシャル