吉増剛造が目隠しでドローイング「背 吉増剛造×空間現代」予告

「背 吉増剛造×空間現代」の予告編がYouTubeで公開された。

本作は、80歳を超えてなお旺盛に創作活動を続ける現代詩人・吉増剛造とオルタナティブロックバンド・空間現代が、2019年に京都で行った朗読ライブ「背」を記録したドキュメンタリー。「眠り姫」「のんきな姉さん」の七里圭が監督を務めた。

吉増は同年夏、かつて津波を引き起こした海に面する宿の小部屋で、窓の向こうの海に浮かぶ霊島・金華山を眺めながら詩を書いた。予告編では、吉増がマスクや目隠しを用いながらドローイングする様子が確認できる。

「背 吉増剛造×空間現代」は10月8日より東京・K's cinemaほか全国で順次公開。なお七里と吉増による次の作品制作も始まっており、京都・春秋座での劇場実験が2023年2月に予定されている。