ブラッド・ピットが25年吹替担う堀内賢雄と初対面、声の印象は「セクシー」

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ブレット・トレイン」のジャパンプレミアが本日8月23日に全国5つの劇場で開催。ブラッド・ピットアーロン・テイラー=ジョンソン真田広之マシ・オカらが京都・TOHOシネマズ 二条での舞台挨拶に登壇した。

「ブレット・トレイン」ジャパンプレミアの様子。左からブラッド・ピット、堀内賢雄。

「ブレット・トレイン」ジャパンプレミアの様子。左からブラッド・ピット、堀内賢雄。

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左から堀内賢雄、フワちゃん、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブラッド・ピット、真田広之、マシ・オカ、デヴィッド・リーチ、ケリー・マコーミック。

左から堀内賢雄、フワちゃん、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブラッド・ピット、真田広之、マシ・オカ、デヴィッド・リーチ、ケリー・マコーミック。[拡大]

伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」を原作にした本作は、時速350kmで走る高速鉄道に乗り合わせた殺し屋たちの任務と因縁が交錯するさまを描いたアクションスリラー。ピットが“世界一運の悪い殺し屋”レディバグを演じたほか、腕利きの殺し屋タンジェリンにテイラー=ジョンソン、剣の達人・エルダーに真田、車掌にマシ・オカが扮した。舞台挨拶には監督を務めたデヴィッド・リーチ、製作のケリー・マコーミック、日本語吹替キャストの堀内賢雄フワちゃんも出席。堀内はレディバグ、フワちゃんは毒を使う暗殺者ホーネットに声を当てている。

ブラッド・ピット

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キャスト陣は走行する新幹線のぞみ車内でプロモーションをしながら、東京から京都へ移動。続いて劇場を貸し切って行われたレッドカーペットで日本のファンと交流した。

ピットはレッドカーペットで「実は数年前に新幹線で京都を訪れたことがあって、映画の撮影はあの旅を思い出す感覚だった。今回改めて新幹線に乗って、映画の撮影を思い出してシュールな気持ちになっています。でもまた京都に来られてうれしい」と話す。初来日のテイラー=ジョンソンは「誇りに思える作品を携えて、やっと日本に来ることができた。この映画は幸運、悪運、そして運命について語っています。ここに来られたことは本当に幸運です」とファンに呼びかけ、マシ・オカは今回の京都訪問を「(映画に続いて)また京都に粗相したら申し訳ない」と冗談交じりに述べつつ「日本の小説が映画化されて世界中に届く。日本人として、この企画に関われたことをすごく誇りに思っています」と語った。

マイクを投げるブラッド・ピット。

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投げたマイクが思わぬ音を出したので自ら「シー」のジェスチャーをするブラッド・ピット。

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舞台挨拶はピットの吹替声優を25年にわたって担当する堀内の呼び込みで登壇者が入場。ピットは登場早々、壇上のビジュアルに映る自分の顔にマイクを向けてジャンプし、客席に近付いてスマートフォンで撮影したり、アクリル板越しにテイラー=ジョンソンにちょっかいをかけたりと自由奔放に振る舞い会場を盛り上げる。自分の挨拶が終わるとマイクを投げてふざけ始め、テイラー=ジョンソンも「これがレディバグです。彼らしい」と笑う。フワちゃんも「本物だぜ」とテンション高め。ピットは「この映画で私たちの愛情を感じてください」と呼びかけた。

ピットと初対面を果たした堀内が「私はブラッド・ピットです」と挨拶する一幕も。堀内は「まだ夢を見ている感じ。本当に感激。初めてお会いして、なんてフランクでやわらかい方なんだ、と。また好きになりました」と印象を述べながら「この作品のレディバグは運が悪くてツキのない男。でも僕は超ラッキーな男です。これからもがんばっていきたい」と意気込みを語る。ピットは「鏡を見ているようです」と堀内に伝えながら、その声の印象を「セクシー」と話した。

「ブレット・トレイン」ジャパンプレミアの様子。

「ブレット・トレイン」ジャパンプレミアの様子。[拡大]

アクリル板越しにアーロン・テイラー=ジョンソン(左)に何かを呼びかけているブラッド・ピット(右)。

アクリル板越しにアーロン・テイラー=ジョンソン(左)に何かを呼びかけているブラッド・ピット(右)。[拡大]

テイラー=ジョンソンは「僕とブラッドのすごい戦いがあるので、そこは見逃さないで」とアピール。マシ・オカはピットとの共演を問われ「プラピですよ!? めっちゃレジェンドじゃないですか。初日は緊張しました」と振り返りながら「すごい気さくでフレンドリー。しかも寛大で辛抱強い。アドリブも楽しいものがいっぱいあって、(共演シーンは)何百回もテイクを重ねたんですけど、そこはほぼ割愛されてます(笑)。作品はすごく楽しいのでぜひ」と呼びかけた。真田がピットとの共演の感想を聞かれた場面では、ピット自ら「ここは僕に『真田さんと共演してどうですか?』と質問するべきですよね。偉大なスターです。55年のキャリアがあるベテランにしか持ち込めない気品を映画にもたらしてくれました」と感謝を伝えた。

アクリル板に手をかけるブラッド・ピット。

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客席に近付いてスマートフォンで撮影するブラッド・ピット。

客席に近付いてスマートフォンで撮影するブラッド・ピット。[拡大]

マコーミックは「原作を増幅させるような形で、その魂やディテールを見事に表現していた」と脚本の印象を述べ、リーチも「原作を読んで、映画でも大切にしたいと思ったのは、この作品の“楽しい”部分。観ていて楽しい日本を描きたいと思いました」と作品の根底にある思いを吐露。さらに本作における日本描写について「愛やリスペクトを込めながらも、今回見ていただくのは、ちょっと誇張された日本。アニメやマンガの持つポップな感じ、日本のアートにおけるカラフルなセンス、そういうものを取り入れました。2時間、現実逃避できる映画になっています」と語った。

ジャパンプレミアはTOHOシネマズ 二条のほか、東京・TOHOシネマズ 新宿、愛知・109シネマズ名古屋、北海道のユナイテッド・シネマ札幌、福岡のユナイテッド・シネマ キャナルシティ13で開催。舞台挨拶は各劇場に生中継され、YouTubeなどでの配信も行われた。

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読者の反応

映画『 神々の山嶺 』公開中⛰ @kamigami_movie

深町誠役の声を担当する
#堀内賢雄 さん!✨

豆知識ですが、#神々の山嶺
本国フランス版で
深町の吹き替えを担当したのも
ファイト・クラブ(フランス版)の
ブラッド・ピット役などを担当する
Damien Boisseauさんなのです🧼 https://t.co/AdZDmhKDKq

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