小沢仁志と高嶋政宏が神宮球場で“対決”、空振りも「映画はヒットを狙いたい」

「野球部に花束を」のキャストである小沢仁志と高嶋政宏が、本日8月3日に東京・明治神宮野球場で東京ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズ戦の始球式に参加した。

「野球部に花束を」は高校球児たちの笑えて切ないリアルな日常を描いた青春コメディ。高嶋が野球部の厳しい鬼監督・原田を演じ、小沢も“高校球児”として参加した。始球式では、主人公・黒田鉄平を演じた醍醐虎汰朗が大型ビジョンに登場。残念ながら球場に来られなかった醍醐は「小沢先輩、高嶋監督、よろしくお願いします！」と2人を紹介した。そして電気グルーヴによる映画主題歌「HOMEBASE」が場内に流れる中、小沢と高嶋は、昨夜スワローズの村上宗隆が5打席連続本塁打というプロ野球新記録を達成したグラウンドに降り立った。

劇中と同じユニフォームに身を包んだ小沢と高嶋は、それぞれマウンドとバッターボックスにスタンバイ。小沢がストレートを投げると高嶋は振り遅れ、バットは空を切った。一球入魂の対決は小沢に軍配が上がり、2人はスタンドの観客から盛大な拍手と歓声を浴びた。

小沢は2017年9月20日に行われたスワローズ・ドラゴンズ戦以来の始球式だったが「あのときは審判に急かされて、1塁の方向にワンバウンドで投げてしまったけど、今回はうまく投げられたな」と満足そう。高嶋は「本気で打ちに行ったんですけど、残念でした。僕は阪神ファンなんですけど、村上選手にサインボールをもらって、すっかりファンになってしまいました。打席は空振りでしたが、映画は大ヒットを狙いたいですね」と感想を述べた。

飯塚健が監督を務めた「野球部に花束を」は、8月11日より全国ロードショー。

※高嶋政宏の高は、はしごだかが正式表記