「なまず」冒頭映像解禁、レントゲン室でのやりとりが事件のきっかけに

第14回大阪アジアン映画祭でグランプリに輝いた韓国映画「なまず」の冒頭映像がYouTubeで公開された。

本作では信頼と不信というテーマを軸に、イ・ジュヨン扮する看護師ユニョンの半径0.5mで起こる出来事がつづられる。ク・ギョファンがユニョンの恋人ソンウォンを演じ、プロデュース、脚本、編集も担当した。ユニョンが勤める病院の副院長にムン・ソリが扮し、病院の水槽から人間たちを見つめるなまずの声をチョン・ウヒが担当している。

映像は「宇宙船に乗らずに宇宙に行く方法は？」「レントゲン室で働くことです」「人体は宇宙なんです」「放射線技師が言った言葉です」というセリフからスタート。若い放射線技師のもとを訪れた彼氏がおどけてハートマークを作り、それを見た彼女が照れ笑いするという、レントゲン室でのやりとりが映し出される。この一件が事件となり、ユニョンたちは右往左往することになる。

一部劇場では、来場者に先着順でステッカーを配布することが決定。日本公開を記念して作成された、韓国人イラストレーターのシン・モレ描き下ろしによるポスターの絵柄が使用されている。

イ・オクソプの長編監督デビュー作「なまず」は7月29日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次ロードショー。また本作の公式Twitterアカウントではフォロー＆リツイートキャンペーンを展開しており、シン・モレによるイラスト版ポスターや、日本版ポスターなどが賞品として用意されている。