ドキュメンタリー「
ウクライナはロシアとヨーロッパに挟まれるその立地から、親ロシア派と親欧米派が対立してきた歴史がある。2014年4月にはロシアを後ろ盾とする分離主義勢力によって、ウクライナ東部でドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の独立が宣言された。そこからウクライナは、反政府武装勢力と見なされた両共和国との紛争状態に陥った。本作ではスロバキアの写真家
YouTubeで公開された予告編にはドネツク側の女性が「プーチンに助けてほしい」と語る姿を収録。新場面写真には、撮影をするムラヴェツ Jr.の様子などが切り取られた。岡部は「これはウクライナの人々だけに向けられたメッセージではない。我々の中でも、自国の歴史を正確に理解していると胸を張って言える日本人はどれだけいるだろうか」とコメントを寄せている。
「ウクライナから平和を叫ぶ~ Peace to You All ~」は8月6日より東京・ユーロスペースほかで順次公開。
岡部芳彦 コメント
ドンバス出身のウクライナ軍兵士はなぜ戦争が始まったかと思うかと問われ、「みんな学校で勉強しなかった。歴史を知らないんです。ちゃんと勉強すればこんなことにはならない」と言ってのけた。これはウクライナの人々だけに向けられたメッセージではない。我々の中でも、自国の歴史を正確に理解していると胸を張って言える日本人はどれだけいるだろうか。
この作品に出演したさまざまな人々が立場は違えど言いたいことはきっとただ一つ、「ウクライナから平和を叫ぶ」、そうあってほしいと心から願ってやまない。
岡部芳彦OKABE YOSHIHIKO @UKYoshiOk
ドキュメンタリー「ウクライナから平和を叫ぶ~ Peace to You All ~」の予告編と新場面写真が解禁。あわせて神戸学院大学教授でウクライナ研究会会長・岡部芳彦の推薦コメントが到着した。https://t.co/v9xXyHrpOl