緊張と脱力のドキュメンタリー「アートなんかいらない！」予告編が解禁

ドキュメンタリー映画「アートなんかいらない！」の予告編がYouTubeで解禁された。

「Session1 惰性の王国」「Session2 46億年の孤独」の2部で構成された「アートなんかいらない！」。「死なない子供、荒川修作」「縄文にハマる人々」を監督したあと「アート不感症」になってしまった山岡信貴が、アートを素直に楽しめなくなった理由を探る。

映画には「瀬戸内国際芸術祭」「越後妻有 大地の芸術祭」の総合ディレクター・北川フラム、「あいちトリエンナーレ2019」の芸術監督を務めた津田大介、放送作家でアートプロデューサーの倉本美津留ら30名以上のアート関係者が登場。パンク歌手で作家の町田康がナレーションを担当した。エンディングテーマはSUPER JUNKY MONKEYの「何」。「影からの声」というクレジットで、美術評論家の椹木野衣が参加している。

予告編には「いま、この国のアートに何が起こっているのか？」「アートの発生から消滅までを問いかける緊張と脱力のドキュメンタリー全2部作」といった文字が。「小学校に入ってくる子供たちの3分の1ぐらいかな、もう美術嫌いなんですね」という証言も含まれている。

「アートなんかいらない！」は8月20日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開。