本作は日本各地の廃墟を舞台に、災いのもとになる“扉”を閉めていく少女の解放と成長を描くロードムービー。鈴芽は九州の静かな町で、叔母と2人で暮らす17歳の女子高生だ。幼い自分が草原をさまよい歩く不思議な夢をよく見る彼女は、あるきっかけから“戸締まり”をしながら日本列島を巡っていく。
12歳のときに映画「はらはらなのか。」に主演したことで知られる2003年生まれの原。近年はドラマ「真犯人フラグ」に西島秀俊演じる主人公の娘、ドラマ「ナンバMG5」に間宮祥太朗演じる主人公の妹役として出演した。「すずめの戸締まり」では以前から大ファンだったという新海から直接、最終選考と称したサプライズという形ですずめ役への決定を告げられたという。
新海は「感情と声の距離が、誰よりも近い。それが原菜乃華さんの稀有な才能だと思います。分厚い雲が吹き払われた瞬間のような眩しくて鮮やかな感情を、原さんならばすずめにたっぷりと与えてくれるはずです。それが今から楽しみでなりません」と期待。原は「いまもまだ夢なんじゃないかと気持ちが落ち着きません。中学1年生の夏、新海監督の作品を初めて映画館で観た時の、あの一生忘れる事の出来ない胸が震えるような感動を、まさか自分が届ける側になるなんて、全く実感が湧きません。でも何か物凄い事が動き始めたような感覚に、今は目の前がキラキラ輝いています」と語っている。
「すずめの戸締まり」は11月11日より全国ロードショー。
原菜乃華 コメント
いまもまだ夢なんじゃないかと気持ちが落ち着きません。中学1年生の夏、新海監督の作品を初めて映画館で観た時の、あの一生忘れる事の出来ない胸が震えるような感動を、まさか自分が届ける側になるなんて、全く実感が湧きません。でも何か物凄い事が動き始めたような感覚に、今は目の前がキラキラ輝いています。
「すずめの戸締まり」は、今の世の中で少しずつ薄れてしまった、人と人との繋がりや温かさ、本当に大切なものに気づかせてくれる物語だと思います。映画館を出た時、目に映る全てが前より鮮明に輝くような、自分の周りの人達も、自分の事も、大切にしたいと思えるような素敵な作品です。
新海監督作品の大ファンであるが故に、不安やプレッシャーも大きいですが、監督はじめスタッフキャストの皆さまと一緒に、岩戸鈴芽として、喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、沢山悩み考え、成長していけたらと思っています。
新海誠 コメント
感情と声の距離が、誰よりも近い。それが原菜乃華さんの稀有な才能だと思います。分厚い雲が吹き払われた瞬間のような眩しくて鮮やかな感情を、原さんならばすずめにたっぷりと与えてくれるはずです。それが今から楽しみでなりません。
関連記事
原菜乃華の映画作品
リンク
関連商品
アイドル応援アカウント自称影のカメラマン @yume__kanau
新海誠「すずめの戸締まり」ヒロイン声優発表、1700人超から選ばれた原菜乃華 https://t.co/A1j0pMkD3o