広大な砂漠の真ん中でカフェを営む女性捉えた「サハラのカフェのマリカ」8月公開

サハラ砂漠で営業するカフェのドキュメンタリー「143 Sahara Street」が「サハラのカフェのマリカ」の邦題で、8月26日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。

本作ではアフリカ北部に位置するサハラ砂漠で、年老いたマリカが1人で切り盛りするカフェに密着。そこは砂漠の休息所としてトラックの運転手や旅人たちが行き交い、マリカはそんな人々と他愛もないおしゃべりをしながら日々を過ごす。時間がゆっくりと流れる砂漠の日常が時に幻想的に捉えられていく。

監督を務めたのはアルジェリア出身のハッセン・フェルハーニ。本作は世界中の映画祭で上映され、2019年の第72回ロカルノ国際映画祭では最優秀新人監督賞の栄誉を受けた。また第11回DMZ国際ドキュメンタリー映画祭では最高賞を受賞している。