未就学児童とその保護者に向けた動画配信サービス「こども映画プラス」が6月6日にスタートすることがわかった。
これは、子供が楽しめる映画の紹介、鑑賞会、制作ワークショップなどを通して、親子のための映画情報サイトとして活動してきた「こども映画プラス」を運営するチャイルド・フィルムによる動画配信サービス。「映画は世界に開かれた窓」という黒澤明の言葉をモットーに、未就学の集中力が短い子供を対象とした、5分から30分程度の短編映画を毎月約1時間のパックにしてお届けする。
6月の配信予定作品として、原案に
なお同サイトには、発達心理学の専門家が語る「こどもとメディアについて」のインタビューや、鑑賞後に子供と映画に関連した会話や遊びができるようなアイデアがアップされる予定だ。また洋画吹替版の作成費支援として、50万円を目標にしたクラウドファンディングを実施中。参加者にはレナ・フォン・デーレン監督作「小鳥とハチ」のオリジナル鑑賞記録ノート、無料視聴、年間の最優秀作品賞選定委員などの特典がある。
こども映画プラス
2022年6月6日(月)13:00 サービススタート予定
配信形態:SVOD(月額会員制によるビデオ配信)
配信方法:5~30分の作品4~8本を1時間程度にまとめ、毎月新しい作品を配信
月額利用料:税込1000円
想定利用者:3歳から6歳の未就学児童とその保護者
<6月配信予定作品>
「パンダコパンダ」
「つみきのいえ」
「お坊さんとさかな」
「ワン トゥ ツリー」
工藤雅子(チャイルド・フィルム代表)コメント
配信サービスを始めるにあたって
会社創業時から、将来的にこども映画館が作れたらと思ってきましたが、パンデミックを経た今は、いろんな映画を通してワクワクを、もっと気楽に、もっとたくさんの人たちに届けたいと思い、配信サービスを始めます。
私たちのような小さな会社はNetflixや、アマゾン・プライム・ビデオに対抗しようがありません。
でも私たちだから出来ることがあります。それは、アルゴリズムやAIに頼ることなく、全部自分たちで作品を見て、おすすめだけを配信すること。
10年間、こどもたちのために映画を紹介してきた「こども映画プラス」だから見つけられる名作を、自信を持ってお届けします。
未就学のお子さんの集中力は短く、短編映画がぴったりです。また保護者の方は長時間視聴の影響を心配されていますので、1時間としました。
お気に入りの作品は絵本と同じで、繰り返し見て楽しむことができます。そして優れた作品は、大人も感動させてくれるでしょう。
小さいけれど唯一無二の配信サービスにご期待ください。
クマニュース @BEAR_NEWS
動画配信サービス「こども映画プラス」6月始動、「パンダコパンダ」などラインナップ(コメントあり) https://t.co/ZRZ9Pj4U56